令和6年度「農福連携技術支援者育成研修(第8期・第9期)」受講者募集

subsidy

農林水産省は、令和6年度「農福連携技術支援者育成研修(第8期・第9期)」の受講者募集について発表しました。

農福連携を現場で実践する手法をアドバイスする専門人材を育成するため、「令和6年度 農福連携技術支援者育成研修」を農林水産研修所つくば館水戸ほ場において実施します。この研修の受講者を募集します。

カリキュラム

(1)序章
・農福連携概論(座学)

(2)社会福祉や障害者雇用・障害福祉サービス事業等に関すること
・社会福祉と障害者福祉(座学)
・障害者雇用と就労系障害福祉サービスの仕組み、関係機関の役割(座学)
・障害福祉サービス事業の運営の実務(座学)
・障害福祉サービス事業の運営の実務(実地)
・障害特性と職業的課題の基礎(座学)
・障害特性に対応した農作業支援技法(グループワーク)

(3)農業や農業経営体等に関すること
・農業と農村社会(座学)
・農作業の一般的な特徴(座学)
・農業経営の仕組み(座学)
・農作業の流れ(座学)
・農業者による農福連携の経営実務(座学)
・農作業における作業細分化・難易度評価・作業割当ての技法(座学・実地)

日程

第1セット(第8期研修)
(1)座学研修 〈eラーニング〉
配信期間:6月21日(金曜日)~ 7月1日(月曜日)

(2)実地研修・グループワーク【4日間】〈集合研修〉
7月8日(月曜日)~ 7月11日(木曜日)

第2セット(第9期研修)
(1)座学研修 〈eラーニング〉
配信期間: 8月23日(金曜日)~ 9月2日(月曜日)

(2)実地研修・グループワーク【4日間】〈集合研修〉
9月9日(月曜日)~ 9月12日(木曜日)

会場

農林水産研修所 つくば館 水戸ほ場(茨城県水戸市鯉淵町5930-1)

募集要件

(ア)本研修に準拠した研修を実施予定の以下の都道府県以外に在住すること
【研修実施予定の都道府県】
北海道、静岡県、石川県、愛知県、三重県、兵庫県、鳥取県、岡山県、山口県、高知県、佐賀県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

(イ)過去に農福連携技術支援者育成研修を修了した者が在籍する法人に所属していないこと
ただし、同じ法人でも異なる事業所等に所属している者については応募可とする。

費用

(1)受講は無料です。
ただし、研修に係る交通費・宿泊費は、受講者又は所属組織において負担してください。

(2)災害等のやむを得ない事情により、研修を延期又は中止する場合があります。
その場合には、予約した交通機関や宿泊施設のキャンセル料は、受講者又は所属組織において負担してください。


農福連携とは、障害者・高齢者・生活困窮者・触法障害者などが農業分野で活躍することを通じ、自信・生きがいを持って社会参画を実現する取り組みのことです。

この取り組みは、障害者などの就労や生きがいを創出するとともに、担い手不足・人手不足が進む農業分野の人材の課題を解決できる可能性があります。

政府は、2019年4月に、農福連携の全国的な機運醸成を図り、今後強力に推進するため、省庁横断の「農福連携等推進会議」を設置し、2019年6月に、今後の取組の方向性を「農福連携等推進ビジョン」として決定しています。

この「農福連携等推進ビジョン」では、専門人材の育成により、農業分野における障害者の作業環境確保を促進することが掲げられています。

農福連携を実施するには、障害者と農業の双方に精通した専門人材の存在が重要です。そのため全国的に農福連携を推進し、それぞれの地域の特性、障害者の特性に応じた取り組みが実施できるよう、専門人材を育成していくことが求められています。

社会課題をビジネスで解決するには多くの困難がつきまといますが、意義のある大きな取り組みです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。

また、ブルーベリーファームおかざきと協力し、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料で提供しています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園の立ち上げに関する実体験や、事業計画の作成方法、経営手法などを詳しく解説しています。

また、ビジネスの成長には資金調達も欠かせません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 人材 令和6年度 募集 受講者 専門人材 福祉 農家 農業 農福連携 農福連携技術支援者育成研修 障害者
詳細はこちら

令和6年度 農福連携技術支援者育成研修(第8期・第9期)の受講者を募集します

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

株式会社ハッカズーク 鈴木仁志|アルムナイ特化型SaaSの事業展開が注目の企業
アルムナイ特化型SaaS事業展開で注目なのが鈴木仁志さんが2017年に創業した株式会社ハッカズークです。 GDPの低迷、ITの進化による働き方の変化、目まぐるしい経済環境の変化、グローバル化などに伴い…
コーチングサービス提供の「mento」(旧:ウゴク)が3.3億円調達
2022年4月6日、株式会社mentoは、3億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、米国シリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルWiL, LLCが運営するベンチャー投資…
「福祉はぐくみ企業年金基金」の導入サポートなどを展開する「ベター・プレイス」が3億円調達
2022年11月1日、株式会社ベター・プレイスは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベター・プレイスは、福祉はぐくみ企業年金基金の導入推進、導入支援、各種サポート業務を行う「はぐくみ…
求職者と企業の動画マッチング・サービス展開の「ビデオマッチング」が資金調達
2020年7月2日、株式会社ビデオマッチングは、資金調達を実施したことを発表しました。 求職者と企業を動画でマッチングするサービス「ビデオマッチング」を運営しています。 動画により求職者も企業も相互に…
人事・採用のパラレル・ワーカー・シェアリング・サービス運営の「コーナー」が「フリーランス協会」の「認定マッチング事業者」に採択
2021年3月22日、株式会社コーナーは、非営利支援団体一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)が運営する求人ステーションの「認定マッチング事業者」として…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集