創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月4日未就学から雇用までをワンストップで支援する障害福祉ベンチャー「HIRAKUホールディングス」が1.5億円調達
2023年12月27日、HIRAKUホールディングス株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
HIRAKUホールディングスは、未就学から雇用までをワンストップで支援する「HIRAKUネット」システムを奈良県生駒市を拠点に地域密着で提供しています。
未就学児向けの運動療育事業、小中学生向けにWISCにもとづいた学習支援事業、中高生向けに就職準備事業、卒業後の就労訓練事業を展開しています。
さらに、HIRAKU JOBブランドとして障害者雇用を前提とした事業を自社で創出し、上記の事業と連携することで未就学から雇用までをワンストップで支援しています。
2023年12月時点で、飲食・美容・ITの分野で6つの事業を展開しています。
今回の資金は、人事・労務分野におけるスペシャリストの採用、評価・育成制度の構築などの人材開発に充当する予定です。
近年、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)など発達障害に対する理解・認知が進んでいます。
さらに、ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)という考え方と合わさり、社会における発達障害の受け入れ方が徐々に変化してきています。
また、国内の障害者の人口は年々増加しているほか、障害区分ごとの求職者数も増加しており、障害者支援や障害者雇用のニーズが高まっています。
こうした背景のもとHIRAKUホールディングスは、運動療育特化放課後等デイサービスや、学習支援特化放課後等デイサービスなどの運営と同時に、自社で障害者雇用を前提とした事業を創出し、自立支援からその後の雇用までをワンストップで支援する仕組みの構築を目指しています。
社会課題をビジネスで解決するには多くの困難がつきまといますが、意義のある取り組みです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、さまざまな起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることは、ビジネスの成長につながるはずです。
また、事業の成長のためには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | HIRAKU JOB HIRAKUネット HIRAKUホールディングス ワンストップ 事業創出 学習支援 就労 支援 未就学児 株式会社 福祉 資金調達 運動療育 障害 障害福祉 雇用 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年4月25日、チームジョイ株式会社は、株式会社ブシロードから資金調達を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 チームジョイは、映画の企画・制作・宣伝・配給や、IPの開発・管理・…
2022年10月12日、POST COFFEE株式会社は、総額約4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 POST COFFEEは、コーヒー専門の通販サイト「PostCoffee」と…
2020年4月23日、株式会社結わえるは、総額8億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 製造から販売まですべての工程を自社で行うD2Cで「寝かせ玄米」を販売しています。 「寝かせ玄米…
2023年4月14日、株式会社JR西日本イノベーションズは、株式会社REAに出資を行い、同時に西日本旅客鉄道株式会社がREAと業務提携契約を締結したことを発表しました。 REAは、クラウド型AI乗合配…
2023年8月22日、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズは、鈴与商事株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 アイ・グリッドは、子会社である株式会社VPP Japanを通じ、流…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…