中小企業金融等への取組みに関する申し合わせについて(一般社団法人全国銀行協会)

tips

2023年11月20日、一般社団法人全国銀行協会は、中小企業金融等への取組みに関する申し合わせについて発表しました。

理事会において、中小企業等の資金需要に柔軟かつ積極的に対応し、中小企業金融等の取組みに全力をあげるよう申し合わせを行いました。

具体的には、丁寧かつ継続的な対話を通じて中小企業等の経営課題を見極め、早期の解決策の提案等を通じて、経営改善・再生支援・再チャレンジ等の総合的支援に注力します。

年末に向けては、企業等の資金需要が高まることに伴い、企業金融が逼迫しやすくなる時期であるため、中小企業等の多様な経営課題に応じたきめ細かな支援を徹底し、金融仲介機能の発揮に全力をあげて取り組むことを申し合わせました。


2023年5月から、新型コロナウイルス感染症は5類感染症へと移行し、社会や経済活動は以前のような状態を取り戻しつつあります。一方、厳しい状況に置かれている中小企業・小規模事業者は多く、事業再生や新たなチャレンジを強力に支援する体制を構築することが求められています。

とくに資金繰りは企業の存続に直結する問題です。今後、事業再生・新たなチャレンジ・借換など多様な資金需要が発生することが見込まれます。したがって、金融機関では、こうした中小企業・小規模事業者に最大限寄りそったきめ細やかな資金繰り支援を実施することが求められています。

今回の申し合わせでは、こうした状況を再度確認し、金融機関として中小企業等の資金需要に柔軟に対応することを全国銀行協会として明言しています。全国銀行協会は全国の金融機関のほとんどが正会員・準会員として所属する団体です。

起業においては日本政策金融公庫などの創業融資制度を活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、起業時の融資の注意点や、融資を受ける際のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ 一般社団法人 中小企業 全国銀行協会 再チャレンジ 再生支援 経営改善 融資 金融 金融機関
詳細はこちら

中小企業金融等への取組みに関する申し合わせについて

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

不動産・建築・金融をひとつに束ねるデジタルインフラの構築を目指す「トグルホールディングス」が38.3億円調達
2025年1月29日、トグルホールディングス株式会社は、38億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 トグルホールディングスは、不動産・建築・金融をひとつに束ねるデジタルインフラの構築を…
中小企業の生産性向上を支援する「業務改善助成金」 8月から要件緩和・拡充
厚生労働省は「業務改善助成金」について、2021年8月から特例的な要件緩和・拡充を行うと発表しました。 「業務改善助成金」は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場…
【東京都・最大100万円助成金】令和6年度「第2回中小企業デジタルツール導入促進支援事業」
東京都は、令和6年度「第2回中小企業デジタルツール導入促進支援事業」の公募について発表しました。 都内中小企業における事業活動のデジタル化を促進し、継続的な成長・発展を支援するため、デジタルツール導入…
「IT導入補助金2025」1次締切の採択結果が発表
2025年6月18日、中小企業庁は、「IT導入補助金2025」1次締切の採択結果を発表しました。 中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウ…
ファイナンシャル・プランナー紹介などの「クロス・デジタル・イノベーション​」がスコアリング・モデルの特許を取得
2020年12月17日、株式会社クロス・デジタル・イノベーション​は、スコアリング・モデルの特許査定がなされたことを発表しました。 ファイナンシャル・プランナー相談/紹介サービスや、女性のためのマネー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集