注目のスタートアップ

自動車フリマ「カババ」を運営する「アラカン」が資金調達

company

2023年11月17日、株式会社アラカンは、資金調達を実施したことを発表しました。

アラカンは、中古車の個人売買プラットフォーム「カババ」を運営しています。

中古⾞の状態を専⾨の査定⼠が⾒極め、その価値に対する相場情報を加えることで、すべての情報を包み隠さずに共有する自動車フリマサービスです。

また、名義変更・車両運搬・保証をネット完結で提供し、流通コストを大幅に削減しています。

プロと素人の情報格差をなくし、誰もが適正価格で中古車を売買できる環境をつくることを目指しています。

今回の資金は、事業成長に向けた人材採用、販売促進・認知向上施策の実施、新規サービスの開発に充当します。


自動車の個人売買は、仲介業者の人件費や手数料を削減できるため、売手にとってはより高い価格での売却、買い手にとってはより安い価格での購入を可能とするといったメリットがあります。

一方で、自動車の取引の際には、自動車の状態などを詳しく確認し、適正な価格をつける必要があり、個人にはこれが難しいという課題があります。また、取引相手が信用に足るかどうかも確かめることが難しいため、詐欺やトラブルのリスクもあります。

近年、こうした個人売買をサポートするサービスが登場し、自動車の個人売買が増加しています。

中古車市場は、車の長寿命化や新車の価格高騰などによって成長が予測されており、中古車取引の変革は今後さらに注目が高まると考えられます。

アラカンは、「中古車業界から不正を無くす」「中古車流通から無駄を無くす」「中古車売買から駆け引きを無くす」の3つのミッションを掲げ、自動車フリマ「カババ」を運営しています。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ アラカン カババ プラットフォーム フリマ 中古車 個人 売買 株式会社 自動車 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療データプラットフォーム「NEXT Stageシリーズ」などを提供する「TXP Medical」が24.6億円調達
2024年10月23日、TXP Medical株式会社は、総額約24億6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TXP Medicalは、急性期病院や自治体向けの医療データプラットフォーム…
ハイパーグロースする組織に対してイノベーション投資を実行する「HITSERIES FUND」や増収・増益・増配を実現するためのパッケージソフトウェアサービス「Growth-as-a-Servicer」を展開する「Tanaakk」が「東海理化」と資本業務提携
2023年4月5日、Tanaakk株式会社は、株式会社東海理化電機製作所と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 Tanaakkは、ハイパーグロースする組織に対してイノベーション投資を実施する「…
クラウド型レストラン・マネジメント・システムなどの「TableCheck」が6億円調達
2019年7月2日、株式会社TableCheckは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド型レストラン・マネジメント・システム「TableSolution」と、検索・予約サイト「…
管理職向けコーチングサービスを提供する「mento」が16億円調達
2025年4月16日、株式会社mentoは、総額16億円の資金調達を発表しました。 mentoは、管理職向けコーチングサービス「mento(メント)」を開発・提供しています。 中間管理職に寄り添い、社…
障害児と健常児がともに使える「IKOUポータブルチェア」などの企画・販売を手がける「Halu」が5,000万円調達
2023年7月10日、株式会社Haluは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Haluは、障害者や高齢者など、従来のプロダクト開発では見逃されていた人びとのニーズに着目し、当事…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集