「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金(AKATSUKIプロジェクト)」

subsidy

経済産業省は、2022年度「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金(AKATSUKIプロジェクト)」に係る補助事業者の公募(第2回)について発表しました。

若い人材の自主性を尊重しつつ、産学会等において活躍するプロジェクトマネージャー(メンター)等による審査(発掘)から伴走的な育成までの一貫したプロセスを有する、地域独自のIT・起業家人材等発掘・育成プログラムの立ち上げに補助金を交付します。

首都圏を中心に実績のある類似の人材発掘・育成プログラムを全国各地においても広く展開し、各地域において当該プログラムを実施することで、地域における若手人材の自律的・継続的な育成活動の面的拡大を目指すことを目的としています。

公募期間:2023年5月19日(金)~2023年6月16日(金)15時必着


国内の起業率は諸外国と比べると低水準にあり、企業の新陳代謝が低いレベルにあることが大きな課題となっています。

近年はSDGs(持続可能な開発目標)の推進など、社会課題解決やイノベーション創出のために企業と起業家の力が強く求められていることから、優れた能力のある人材を発掘し、起業家などとして育成する仕組みが求められています。

企業準備段階にあるシード期のスタートアップを支援するプログラムとしては、インキュベーションプログラムがあります。インキュベーションプログラムでは、資金・場所・コンサルティングなどさまざまなリソースを提供し、新規事業の創出・立ち上げを支援します。

日本では主にVC(ベンチャーキャピタル)が主体となってプログラムを展開していましたが、近年は自治体や大学コンソーシアムが展開する例も増えてきており、それぞれインキュベーターの専門領域・得意分野によって支援の形が異なっています。

「AKATSUKIプロジェクト」は、こうした支援プログラムにおいて、実績のある仕組みを地方に展開するための補助事業です。

起業家発掘のためのプログラムは人材が集まり、プログラムの主体が活動している首都圏が多いのですが、地方の起業家候補は首都圏で活動することが困難であるケースもあります。

そのため日本全体の活性化や地域課題解決のためには、地方でも支援プログラムを展開していくことが重要です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ AKATSUKIプロジェクト ICT IT インキュベーションプログラム インキュベーター プログラム 人材 助成金 地域 未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金 発掘 育成 補助金 起業家
詳細はこちら

経済産業省 令和4年度 未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金 AKATSUKIプロジェクト補助事業者募集サイト

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【11/20開催】「DMM.make AKIBA 9周年イベント – MAKE THE FUTURE -」
合同会社DMM.comは、「DMM.make AKIBA 9周年イベント - MAKE THE FUTURE -」の開催を発表しました。 DMM.comは、ものづくりができるコワーキングスペース「DM…
「中小企業新事業進出補助金」第1回公募申請受付が開始
「中小企業新事業進出補助金」第1回公募の申請受付が開始されました。 既存の事業とは異なる、新市場・高付加価値事業への進出にかかる設備投資等を支援する補助金です。 対象者 企業の成長・拡大に向けた新規事…
【東京都】「観光経営力強化事業」補助金 第1回募集開始 7/14締切
2023年4月24日、東京都は「観光経営力強化事業」の第1回募集の開始について発表しました。 都内の観光事業者を対象に事業の生産性向上や観光分野における新サービス・商品開発、体験型コンテンツ開発に補助…
【農林水産省】令和7年度「食品アクセス総合対策事業(フードバンク等による食品提供の質・量の充実に向けた機能強化)」(8/19締切)
農林水産省は、令和7年度「食品アクセス総合対策事業(フードバンク等による食品提供の質・量の充実に向けた機能強化)」の公募について発表しました。 国民の円滑な食品アクセスを確保するため、フードバンク等に…
「第4回 社会課題の解決を支えるICTサービス大賞」でナレッジ共有ツール「Qast」が「新型コロナ対応賞」を受賞
2020年12月1日、any株式会社は、2020年11月17日に開催された「第4回 社会課題の解決を支えるICTサービス大賞」において、「Qast」が「新型コロナ対応賞」を受賞したことを発表しました。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集