2023年度「共創モデル実証プロジェクト」補助金

subsidy

2023年4月21日、国土交通省は、2023年度(令和5年度)「共創モデル実証プロジェクト」の公募について発表しました。

地域の多様な関係者の共創により地域交通の維持・活性化に取り組む実証プロジェクトなどを支援します。

共創モデル実証運行事業

交通を地域の暮らしと一体として捉え地域の多様な関係者の「共創」(連携・協働)によりその維持活性化に取り組む実証事業。
対象者:交通事業者などを含む複数の共創主体で構成される協議会や連携スキームなど(共創プラットフォーム)
補助金:上限1億円・経費の2/3以内

人材育成事業

共創の取り組みの普及促進に向けて地域における交通やまちづくりに取り組む人材の育成に関する仕組みの構築や運営を行う事業。
対象者:地域における交通やまちづくりに取り組む人材の育成を行う交通関係団体、まちづくり団体などの民間事業者、NPO法人など
補助金:上限3,000万円(定額)


少子高齢化が進む地域では、鉄道やバスなどの公共交通事業者が不採算路線から撤退することにより、公共交通のサービスレベルが低下しています。

交通機関は、人びとの豊かな暮らしや経済活動にとって必要不可欠なインフラのひとつです。そのため、こうした地域交通の衰退に歯止めをかけなくてはなりません。

こうした観点から、近年は地域交通を手がけるスタートアップや、自治体・企業との連携による取り組みなどが増加しています。

国土交通省は、持続可能な地域交通を実現するため、地域づくり・まちづくりも一体として取り組むことが重要であるとしています。

「共創モデル実証プロジェクト」は、地域づくり・まちづくりとも一体となって、地域交通全体をニーズ・シーズ両面からコーディネートする人材の育成を支援することを目的としています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ MaaS まちづくり 交通 人材 人材育成事業 共創 共創モデル実証プロジェクト 共創モデル実証運行事業 助成金 地域 地域課題 社会課題 補助金
詳細はこちら

人材育成事業 公募サイト

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「地域デジタル基盤活用推進事業」 計画策定支援・実証事業・補助金
総務省は「地域デジタル基盤活用推進事業」について発表しました。 「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体等によるデジタル技術を活用した地域課題解決の取り組みを総合的に支援するものです。…
介護ワークシェアリング「カイスケ」運営の「カイテク」が3.7億円調達
2022年4月6日、カイテク株式会社は、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カイテクは、介護ワークシェアリング「カイスケ」を運営しています。 人材が不足している介護施設と、…
「家畜取引スマート化推進支援事業」補助金
農林水産省は、「家畜取引スマート化推進支援事業」の公募について発表しました。 家畜市場の円滑な運営を確保し、家畜市場を活性化するため、利用者の増加、利便性向上や市場運営の省力化を図る以下の取り組みを支…
株式会社ハッカズーク 鈴木仁志|アルムナイ特化型SaaSの事業展開が注目の企業
アルムナイ特化型SaaS事業展開で注目なのが鈴木仁志さんが2017年に創業した株式会社ハッカズークです。 GDPの低迷、ITの進化による働き方の変化、目まぐるしい経済環境の変化、グローバル化などに伴い…
「DX人材育成ナビ」在籍型出向を通じて実践的なDXプロジェクト経験を提供
「DX人材育成ナビ」のご案内です。 株式会社Professional Bankが厚生労働省の受託により実施する、企業のDX人材育成を支援する事業です。 企業内のDX推進を担うコア人材を対象に、在籍型出…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集