注目のスタートアップ

米国株・ETFをアプリで取引できる資産形成サービス「Bloomo」を開発する「ブルーモ・インベストメント」が8億円調達

company

2023年4月18日、ブルーモ・インベストメント株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ブルーモ・インベストメントは、米国株・ETFをアプリで取引できる資産形成サービス「Bloomo」を開発しています。

「好きな米国株・ETFを選んで簡単に積立投資ができる」、「ユーザーのポートフォリオを参考にできる」、「ユーザーのお金の不安を解消するような情報コンテンツの提供」などを特徴としています。

2023年夏のリリースを目標に開発しています。


現在の国内金利は限りなく0%に近い低金利であるため、預金だけで資産を増やすことは難しい状況にあります。

さらに、公的年金の支給水準が2割減るとの試算が公表されたことなどもあり、若年層からの資産形成の重要性が高まっています。

こうした背景から、近年はテクノロジーを活用した金融サービスがいくつも誕生し、若年層からの注目も集まっています。

なかでも注目されているのがロボアドバイザーです。

ロボアドバイザーとは、ユーザーのリスク許容度に応じて最適な資産配分(ポートフォリオ)を組み、設定されたアルゴリズムに応じて自動で買付を行う金融サービスです。資産運用を丸投げできるサービスであるため、金融リテラシーのない者でも始めやすいという特徴があります。

一方、ブルーモ・インベストメントが提供を目指しているのは、長期投資を丸投げできるサービスではなく、自身で米国株・ETFを選んで積立投資・分散投資ができるサービスです。

次世代の金融サービスとしてどのように成長していくのか注目が必要です。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Bloomo ETF ブルーモ・インベストメント 分散投資 投資 株式会社 積立投資 米国株 資産形成 資金調達 金融 長期資産形成
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

人材紹介エージェント同士の情報共有プラットフォーム「AGENT SHARE」を運営する「エージェントシェア」が2,400万円調達
2022年12月12日、株式会社エージェントシェアは、総額2,400万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エージェントシェアは、人材紹介エージェント同士の情報共有プラットフォーム「AGENT …
大手企業向けDX内製化を支援する「DNTI」と「日本創発グループ」が包括的業務提携を締結
2024年2月28日、株式会社DNTIは、株式会社日本創発グループと、2024年1月16日に包括的業務契約を締結したことを発表しました。 また、今回の業務提携と同時に、DN Technology&…
集金業務のキャッシュレス化・DXの「エンペイ」が4億円調達
2021年4月1日、株式会社エンペイは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 保育園・こども園・幼稚園・学校・塾・習い事教室などに特化した集金業務支援サービス「enpay(エンペイ)」を…
自動動画編集AIを開発する「レイワセダ」が法人化
2022年6月13日、レイワセダ株式会社は、2022年6月10日に法人化したことを発表しました。 レイワセダは、2019年に立ち上げたグループ「レイワセダ」が前身で、動画編集を自動化するソフトウェアを…
スリープテック事業の「ニューロスペース」が1.7億円調達
2019年7月8日、株式会社ニューロスペースは、1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先である、SOMPOホールディングスグループ各社と、高齢者の健康と睡眠の関係についての共…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集