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2023年2月16日運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE」を展開する「Alpaca.Lab」が2億円調達
2023年2月16日、株式会社Alpaca.Labは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Alpaca.Labは、運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」を展開しています。
利用者と運転代行業者の位置情報を活用し、最適な配車を実現するサービスです。
運転代行業者は、随伴者の位置情報をリアルタイムに確認できるほか、目的地へのルート案内、受注・発注処理、ドライバー管理などの日常業務を管理することもできます。
アナログな帳簿で生じていたタイムロスやミスの削減を目的とした「BUSINESS」、半自動で配車管理を行う「OPERATOR」など、各種業務支援クラウドサービスも提供しています。
2023年2月現在、沖縄県と福岡県でサービスを展開しています。
今回の資金は、展開地域の拡大、マーケティング、新事業検証、採用活動の強化に充当します。
運転代行とは、自家用車を運転していった先でお酒を飲むなどして自分で車を運転して帰ることができなくなった人のため、運転を代行して自宅など目的地まで送り届けるビジネスです。
たとえば、沖縄では日常の足として自動車がよく利用されているため、クルマで出勤したのち飲みに出かけた際や、休日に自家用車で出かけお酒を飲んだ際など、さまざまなシーンで運転代行が利用されています。
運転代行業の多くは個人事業主であり、組織内で近い依頼を融通し合うということができないため、全体的に非効率的な配車となっていました。これにより到着までに時間がかかり時間的なロスが発生し、収益性が低下するという課題を抱えていました。
さらに沖縄の運転代行では、低い収益性と価格競争により何らかの不適切な運行が強いられており、不健全な状態になっていました。
Alpaca.Labはこの課題を解決するため、参加している業者に対して効率的な配車を実現するプラットフォーム「AIRCLE」を2020年5月から開始し、運転代行業の収益改善、業務効率化、業界の健全化に貢献しています。
テクノロジーを活用した効率化はどのような業界でも重要な課題となっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
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