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結婚式場探しサービス「トキハナ」などを運営する「リクシィ」がフォトブック事業を展開する「アスカネット」と資本業務提携

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2022年12月16日、株式会社リクシィは、株式会社アスカネットと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

リクシィは、結婚式業探しサービス「トキハナ」や、LINE活用をベースにしたtoC営業支援「REXIT LINEコンサルティング」、結婚式場サポート事業「REXITブライダルコンサルティング」、営業経験者専門の転職支援サービス「REXITキャリア」を展開しています。

アスカネットは、オンデマンド印刷による1冊からの小ロットに対応したフォトブックを作成・販売するフォトブック事業、葬儀社向けの遺影写真のデジタル加工・動画の配信・葬儀演出サービスなどを提供するフューネラル事業、空中結像技術をベースとした空中ディスプレイ事業を展開しています。

今回の提携により、「トキハナ」におけるアスカネットと共同した写真関連サービスの開発・提供、リクシィとアスカネットそれぞれのノウハウを活用した新たなビジネスモデルの共同開発などを行います。

若年層人口の減少により結婚する件数も減少が続いています。ピークだった1972年の婚姻件数は約110万組だったのですが、2018年には過去最低を更新し、約58.6万組にまで減少しています。

結婚式場の運営を主とするブライダル業界としては、結婚件数の減少は収益の低下に直結する大きな課題のひとつです。

さらにはコロナ禍によって結婚式を挙げるカップルが減少したこともあり、ブライダル業界では事業の多角的展開の必要性が高まっています。

コロナ禍においてブライダル業界では、フォトウェディングの注目が高まりました。

フォトウェディングとは写真で残す結婚式のことで、結婚の記念として記憶や形として残したい、花嫁・花婿姿を親・祖父母に見せたいという新郎新婦に利用されています。

また、フォトウェディングは通常の結婚式よりも費用を圧倒的に抑えられる点も特徴的であり、経済成長が低迷している国内においては今後も需要が高まっていくことが予測されます。

さらにフォトウェディングにおいては、子どもが生まれた時などの記念・節目となる特別な日の家族写真撮影であるアニバーサリーフォトにつなげることも可能であり、これまで結婚式として顧客と一度しか関わることがなかったブライダル業界において、顧客と継続的に関係を構築する、リピーターを増やすという施策のひとつとしても注目が高まっています。

株式会社リクシィのコメント

このニュースを受けまして、株式会社リクシィ 代表取締役 安藤正樹氏よりコメントが届きました。

・今回の資本業務提携の目的は何ですか?

グロースのための資金調達と、アスカネット社のアセットとの連動によるトキハナの成長を目的としております。

・今後の展望を教えてください。

トキハナの新郎新婦にとっての便益を強化しながら、東京中心の商圏を地方に展開していきます。

・読者へのメッセージをお願いします。

産業を変革するサービスは不況下に誕生するという言い伝えを体現するスタートアップとして成長していきたいと思います。

トキハナHP:https://tokihana.net/

コロナ禍や消費行動の変化などにより市場に大きな変化が訪れています。そのため市場の変化を見定めて新たなサービスを生み出していくことが重要です。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。

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