注目のスタートアップ

SaaS事業者向け組み込み型iPaaS「Anyflow Embed」を提供する「Anyflow」がクラウドPOSレジの「スマレジ」と資本業務提携

company

2022年12月8日、Anyflow株式会社は、株式会社スマレジと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

Anyflowは、SaaS事業者向け組み込み型iPaaS(API連携プラットフォーム)「Anyflow Embed」を提供しています。

自社プロダクトと他社SaaSのAPI連携を実装できるプラットフォームです。

独自開発した連携基盤とノーコードエディターにより開発工数を圧縮し、最短1週間で他社SaaSとのAPI連携を自社プロダクトに組み込めます。

スマレジは、iPadなどのタブレット利用をしたクラウドPOS「スマレジ」を展開しています、

今回の提携により、「スマレジ」における他サービスとのAPI連携機能を提供します。

SaaS(Software as a Service)とは、クラウド上にあるソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのことです。

インターネット環境さえあればWebブラウザからログインするだけで利用できるほか、保守・管理が不要、月額制であるため初期費用を抑えられるといった特徴があります。

SaaSは、会計・経費精算・営業・CRM(顧客関係管理)など、それぞれの業務に特化しているサービスが大半であるため、組織は必要に応じて複数のSaaSを導入します。

それぞれのSaaSは別の企業が提供していますが、導入する組織としては、会計と経費精算を連携させたいといったニーズがあるため、多くのSaaSではシナジーの高い他社サービスや有名サービスとのAPI連携機能を実装しています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現のためには、SaaSなどの導入によるデジタル化・業務効率化だけでなく、データの活用も重要な要素です。

API連携は、こうしたデータ活用を円滑にするために重要な機能のひとつであり、SaaS事業者としては自社サービスの成功・成長のためにも、APIの整備や連携の強化が重要になっています。

SaaSはオンプレミス型と違って導入に高いコストやシステムの構築などを必要としません。そのためコスト面で課題のあるスタートアップや中小企業においても、必要とするシステムを導入できます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Anyflow API連携 iPaaS POSレジ SaaS クラウド スマレジ プラットフォーム 株式会社 組み込み 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中古マンションのオンライン買取「すむたす買取」運営の「すむたす」が5億円調達
2020年2月4日、株式会社すむたすは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIを活用し最短2日での中古マンション買取を実現するオンライン買取サービス「すむたす買取」や、手数料無料の…
不動産管理SaaS「いえらぶCLOUD」提供の「いえらぶGROUP」と不動産業務特化BPOサービス提供の「らくなげ」が資本業務提携
2023年1月24日、株式会社いえらぶGROUPは、株式会社らくなげと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 いえらぶGROUPは、不動産管理SaaS「いえらぶCLOUD」、住の総合ポータル…
遠隔共同子育てロボットを開発する「ChiCaRo」 東芝の「顔認識AIカオメタ」を応用した新サービスの共同開発へ
2022年8月10日、株式会社ChiCaRoは、「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2022」に採択され、東芝デジタルソリューションズ株式会社の「顔認識AIカオメタ」を応…
「クオンタムリープベンチャーズ」がアフター・コロナ時代を見据え1号ファンドを設立
2020年5月20日、クオンタムリープベンチャーズ株式会社は、1号ファンドである「QXLV投資事業有限責任組合」を設立し、本格運用を開始したことを発表しました。 クオンタムリープベンチャーズは、201…
完全会員制ショッピングサイト「SECRET MALL」や法人向けギフトカードECサービス「AOYAMA GIFT SALON」を展開する「AoyamaLab」が資金調達
2023年7月26日、株式会社AoyamaLabは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、コンサルティング事業、フリーランスのエンジニアやコンサルタント向けプロジェクト案件紹介事業などを⾏…

大久保の視点

スタートアップワールドカップ九州大会:優勝は医薬品開発のStapleBio!熊本で開催
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
(2024/8/27)
「スタートアップビジネスMBA講座」明治大学MBAの執筆陣と出身起業家が解説
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
(2024/7/29)
世界最大級のビジネスコンテスト・スタートアップワールドカップ東京大会優勝はDigital Entertainment Asset山田耕三さん
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…
(2024/7/19)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】