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2022年8月18日AI OCR機能を搭載した会計自動仕分けシステム「KEIRAKU」を提供する「ユニアックス」が資金調達

2022年8月17日、ユニアックス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、株式会社アイリックコーポレーションです。
ユニアックスは、AI OCR機能を搭載した会計自動仕訳システム「KEIRAKU」を提供しています。
アイリックコーポレーションの100%子会社である株式会社インフォディオが開発した「スマートOCR」をベースに追加で独自開発を行いAI OCR機能を搭載しています。
このAI OCR機能により、請求書や領収書などの画像データを読み取り、取り込みデータをオペレーターによってチェック・修正することで、高精度の仕訳を実現しています。
「KEIRAKU」は、科目への仕訳(財務状況把握)、電子帳簿保存法対応、経費精算・支払い申請を担当し、各会計システムの仕様に合わせて仕訳データを生成します。すでに仕様している会計ソフトに取り込むことで自動で会計ソフトへの入力が完了します。
今回の資金は、サービスの企画・開発、人材採用、営業活動などに充当する予定です。
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OCRとは、書類を写した写真などの画像データから書かれている文字を読み取り、テキストデータに変換する技術のことです。
スキャナーなどに搭載されていた技術ですが、従来は今ひとつ読み取り精度が悪く、手作業でテキストデータの修正が必要であったことから、ビジネス全般で使われるような技術ではありませんでした。
しかしAIの発展によってOCRの読み取り精度が大幅に向上し、紙の書類などをデータ化する際に広く活用されています。
AIを活用したOCRをAI OCR(AI-OCR)と呼びます。とくに、紙の書類がよく利用される経理・会計にまつわるサービスで活用されています。
AI OCRがない場合は、領収書やレシートを目で見て確認し、それをPCに入力していく必要があります。これは非常に手間がかかる作業となります。
そのため現在は、有名な会計ソフト・経費精算システムのほとんどにAI OCRが搭載されています。
「KEIRAKU」は、インフォディオの「スマートOCR」を活用することで高い読み取り精度を実現していること、導入にあたってのセッティングはユニアックスがすべて行うことなどを特徴としています。
会計ソフトは企業の財務状況を可視化してくれる重要な存在です。「冊子版創業手帳」では、会計ソフトの選び方や、おすすめの会計ソフトについて詳しく解説しています。
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