暗号資産取引所「CoinTrade」 ステーキングサービス「CoinTradeStake」を7/14から開始

tips

2022年7月4日、株式会社マーキュリーは、新サービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」を2022年7月14日に開始することを発表しました。

マーキュリーは、暗号資産取引所「CoinTrade(コイントレード)」を運営しています。

シンプルな画面や、直感的なインターフェースを特徴としています。

新サービス「CoinTradeStake」は、「CoinTrade」におけるステーキングサービスです。

対応予定の暗号資産は、「パレットトークン(PLT)」「アイオーエスティー(IOST)」「エイダコイン(ADA)」「ポルカドット(DOT)」の4つです。

暗号資産はまだ取引が開始されてから10年ほどの歴史しかありませんが、ブロックチェーン技術の社会実装が進むにつれ暗号資産も普及し、その重要性が高まると考えられています。このことから、暗号資産は投資としてだけでなく、運用の対象としても注目されています。

暗号資産を利用した資産運用のひとつにステーキングというものがあります。

暗号資産を機能させるために必要なブロックチェーンは、PoWやPoSというコンセンサスアルゴリズムによって管理の方法が決まります。

ブロックチェーンではブロックチェーン上での取引を成立させるために、多数のネットワーク参加者同士が検証し、合意を行っていく仕組みを採用しています。これをコンセンサスアルゴリズムといいます。

コンセンサスアルゴリズムのひとつであるPoWは、取引を承認するために膨大な計算を行います。計算に成功すると取引データがブロックチェーンに追加されます。この計算を最初に成功した人には、成功報酬として新たに暗号資産が与えられます。この作業をマイニング(採掘)と呼び、マイニングする人をマイナーと呼びます。

一方で、このPoWは早いもの勝ちとなることや、マイニングに膨大な電力を必要とすることなどの課題があります。

そこで、このPoWの課題を解決することを目的としたのがPoSが登場しました。

PoSは、保有する暗号資産の量によって検証する人が決まります。また、ただ保有しているだけでは検証することができず、ブロックチェーン上に保有している暗号資産を預ける(ロック)する必要があります。この預ける行為を「ステーク」「ステーキング」と呼びます。

ステーキングによって報酬(配当)として暗号資産が得られるのですが、この仕組みは株式や不動産のインカムゲイン(配当所得)と似たようなものだともいわれます。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ CoinTrade CoinTradeStake コイントレード コイントレードステーク ステーキング マーキュリー 仮想通貨 新サービス 暗号資産 暗号資産取引所 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データ戦略型アドエージェンシー「ADVA」などを展開する「サイカ」が8億円調達
2022年9月6日、株式会社サイカは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2022年2月2日に37億円の資金調達を発表しています。 サイカは、総合マーケティング分析ツール「M…
海外駐在員向けオンライン診療・医療相談サービスを提供する「Medifellow」が資金調達
2023年3月1日、株式会社Medifellowは、資金調達を実施したことを発表しました。 Medifellowは、海外駐在員向けのオンライン診療・医療相談サービスを運営しています。 33科、200人…
「TAILBONE」がオンライン・ストア開発受託サービスをリリース
2021年3月17日、株式会社TAILBONEは、オンライン・ストア開発受託サービスを2021年3月17日から開始することを発表しました。 Shopify(ショッピファイ)上においてオンライン・ストア…
「Free Standard」が資金調達 独自の2次流通市場を構築できる流通ソリューション「Retailor」を正式にリリース
2022年7月7日、Free Standard株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は5.4億円となっています。 また、流通ソリューション「Retailor…
3D CADデータの2次活用で組立工程の情報伝達を効率化する「Scene」が1.1億円調達
2022年11月30日、Scene株式会社は、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sceneは、3D CADデータを活用した3Dドキュメントツール「Scene(シーン)」…

大久保の視点

ニコニコ超会議・学生ピッチ甲子園ビジネス部門優勝&1000万円獲得はウェルヘルス土井久生馬さん
2024年4月27日(土)~2024年4月28日(日)に幕張メッセでニコニコ超会議実行委員会で『ニコニコ超会議2024』が開催された。 『ニコニコ超会議20…
(2024/4/28)
「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】