「不動産投資型クラウドファンディング構築サービス Powered by ENjiNE」と「GMO賃貸DX」が連携開始

tips

2022年6月27日、株式会社Relicは、GMO ReTech株式会社と、「不特法事業者である不動産管理会社並びに小口不動産投資家双方によりシームレスな顧客体験を提供するための連携」を開始したことを発表しました。

Relicは、SaaS型の不動産投資型クラウドファンディング構築サービス「不動産投資型クラウドファンディング構築サービス Powered by ENjiNE」や、新規事業開発支援やイノベーション創出支援を展開しています。

GMO ReTechは、GMOインターネットグループのGMO TECH株式会社の連結会社として、不動産テック事業を展開しています。

不動産賃貸管理会社向けDXプラットフォーム「GMO 賃貸DX」、不動産賃貸管理会社向けオーナーアアプリ「GMO賃貸DXオーナーアプリ」、不動産賃貸管理会社向け入居者アプリ「GMO賃貸DX入居者アプリ」、不動産賃貸のDXマガジン「GMO賃貸DX WEBメディア」を展開しています。

今回の連携により、小口不動産投資家にとってより便利で安心感のあるプラットフォームを2社で共同構築し不動産管理会社に提供します。

具体的には、不動産特定共同事業における、会員登録・契約・小口販売までのサポートをRelicが担い、販売後の効率的なコミュニケーションをGMO ReTechのサポートで担います。

これにより、不動産特定共同事業の契約・販売・出資者とのコミュニケーションまで一気通貫でサポートすることが可能となります。

不動産特定共同事業とは、複数の投資家から資金を集めて、不動産売買や賃貸などの不動産取引を行い、その収益を投資家に分配する事業のことです。

不動産投資型クラウドファンディングも不動産特定共同事業のひとつにあたります。

不動産投資は数百万円から数千万円かかるため、資金を持った投資家しか投資できないものだったのですが、2017年と2019年の不動産特定共同事業法の改正によって規制が緩和され、不動産特定共同事業による不動産投資が注目されています。

不動産特定共同事業では、1万円といった少額から投資できるため、個人投資家でも不動産投資に手を出せます。

不動産投資は長期にわたって家賃収入というインカムゲインを得られるため、ローリスク・ロングリターンの投資として、長期的な視点による資産形成を重視する若年層からの注目も集まっています。

このような背景から、今後不動産特定共同事業に参入する不動産事業者も増加してくると考えられます。今回のRelicとGMO ReTechの連携は、そのような不動産事業者の不動産特定共同事業への参入を支援することを目的としています。

企業経営でも先を見据えた資金の運用・管理は重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ ENjiNE GMO ReTech GMO 賃貸DX Relic SaaS 不動産テック 不動産投資 不動産投資型クラウドファンディング構築サービス Powered by ENjiNE 不動産特定共同事業 支援 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

がんリスク検査「N-NOSE」を提供する「HIROTSUバイオサイエンス」と「富田薬品」が資本業務提携
2023年6月8日、株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、富田薬品株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 HIROTSUバイオサイエンスは、線虫を活用したがんリスク検査「N-N…
クラウド型オンライン・マンション・ギャラリー「ROOV」提供の「スタイルポート」が資金調達
2020年4月28日、株式会社スタイルポートは、資金調達を実施したことを発表しました。 クラウド型オンライン・マンション・ギャラリー「ROOV」を提供しています。 アプリのダウンロードや、アカウントの…
インパクト可視化プラットフォームを展開する「インパクトサークル」が3.35億円調達
2024年11月7日、インパクトサークル株式会社は、総額3億3500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インパクトサークルは、インパクト可視化プラットフォームを構築しています。 インパクト創…
クラウドセキュリティプラットフォームを提供する「Cloudbase」が11.5億円調達
2024年2月7日、Cloudbase株式会社は、総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cloudbaseは、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提…
廃棄漁具のアップサイクルにより新たな製品を作る「amu」が7,500万円調達
2024年4月4日、amu株式会社は、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 amuは、漁業者の負担を軽減しながら、廃棄漁具が海に流出する前に回収し、再資源化することを目指していま…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集