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2022年5月24日アルムナイ(企業の退職者)と企業をつなぐ「Official-Alumni.com」運営の「ハッカズーク」が資金調達

2022年5月23日、株式会社ハッカズークは、資金調達を実施したことを発表しました。
ハッカズークは、アルムナイ専門サービス「Official-Alumni.com(オフィシャル・アルムナイ・ドットコム)」を運営しています。
アルムナイ(企業の退職者)と継続的に関係を築いていくため、効率的にアルムナイのコミュニティを管理できる機能や、クローズドなコミュニティSNS機能、コンサルティングサービスを提供しています。
アルムナイとのつながりを強化することで、アルムナイの再雇用の促進、アルムナイから聞いた離職理由をもとにした改善、アルムナイの現所属企業との協業・連携、副業・業務委託、採用ブランディングなどを図ることが可能となります。
今回の資金は、人材採用、プロダクト開発に充当します。
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アルムナイは、もともと学校(教育機関)の卒業生であるOB・OGのことを指す言葉でした。次第に人事領域でも使われるようになり、企業の退職者をアルムナイと呼ぶようになっています。
ほとんどの企業は数年前まではアルムナイとの関係を保つための取り組みは行ってきませんでした。それは日本の企業では一度退職した人材が同じ企業に戻ってくるのは稀なことだったからです。
しかし近年は人材不足が深刻化し、さらに業務が高度化している中で、即戦力となる人材を中途採用したいというニーズが高まってきました。
また働き方改革やキャリア形成に対する意識が変化したことで若い世代でも退職者が多く、人材の流動性が高まっています。
このような背景のもと、アルムナイとつながっておき再雇用などを行うという考え方が増えてきています。
アルムナイとのつながりを作っておくことで希望するアルムナイを再雇用することをアルムナイ採用と呼びます。また、アルムナイ採用を積極的に取り入れてアルムナイ制度として制度化している企業もあります。
またアルムナイ採用は、アルムナイが新たに就職した企業・組織との連携・協業につながることもありますし、退職しても戻ってくることができるという企業風土を作ることができるため採用ブランディングにもなります。
このように副次的効果も魅力的であるため、今後さらにアルムナイ採用を導入する企業が増えていくと考えられます。
人手不足の今、優秀な人材はとても貴重です。特に創業期は、ビジネスの成長の可否を決めるといっても過言ではないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用のノウハウについて詳しく解説しています。
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