マイクロサージャリー支援ロボットを開発する「クオリィ」が18億円調達
2026年2月6日、クオリィ株式会社は、総額18億円の資金調達を発表しました。
クオリィは、マイクロサージャリー支援ロボットの社会実装に向けた技術開発と商用展開に取り組んでいます。
今後は、引受先の1社でもあるソニーグループの医療ロボット研究で培われた技術の一部を継承し、マイクロサージャリー支援ロボットの製品・ソリューション開発を加速させます。
マイクロサージャリーとは、顕微鏡を用いて血管や神経など極めて細い組織をつなぐ高度な外科手術を指し、再建外科や形成外科を中心に幅広く活用されています。
扱う血管は直径1ミリ以下となることも多く、術者には繊細な手技と長時間にわたる集中力が求められるため、習得には長い訓練期間が必要です。そのため、マイクロサージャリーを専門的に担える医師は限られており、医療現場では慢性的な人材不足が課題となっています。さらに高齢化の進展により、がん切除後の再建手術や外傷治療など、マイクロサージャリーの需要は今後も増加すると見込まれています。
こうした状況を背景に、医師の負担軽減と手術精度の向上を目的としたマイクロサージャリー支援ロボットが注目を集めています。ロボット技術の導入により、微細な動作の安定化や手ぶれの抑制が可能となり、医療提供体制の強化につながる点が期待されています。
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