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2022年4月25日毎月アスリートからのメッセージが届く「MONTHLY MSG.」がリリース

株式会社PASUは、「MONTHLY MSG.(マンスリーメッセージ)」をリリースしたことを発表しました。
「MONTHLY MSG.」は、毎月、選手のビデオメッセージがついたオリジナルカレンダーが届くサービスです。第1弾は、J1のアビスパ福岡です。
添付されているQRコードを読み取ることで選手からのビデオメッセージを見ることができます。
メッセージの内容は、その月の抱負や、先月の振り返り、子どもの頃のその月の思い出などで、このサービス限定の内容となっています。
カレンダーは、毎月6種類(3名の選手×2種類)の中からランダムで届きます。試合スケジュールや選手の誕生日などが記載されています。
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スマートフォンと動画プラットフォームの普及により、動画は非常に大きなコンテンツとなりました。
特にスマートフォンの普及は大きく、誰でも高解像度の動画の撮影が可能となったため、コミュニケーションの手段としても活用されています。
手軽に動画を撮影できる環境が整ったことで登場したサービスが、有名人などにビデオメッセージを依頼できるサービスです。
特にスポーツチームでは新型コロナウイルスの影響により大幅に収益が減り、新たな収益源の構築とファンとのつながりを強化する取り組みが求められました。そこでビデオメッセージサービスが新たな取り組みのひとつとして注目され、様々なサービスが登場しているのです。
その中でもPASUがリリースした「MONTHLY MSG.」は、ほかのビデオメッセージサービスから大きな差別化を図っていることが特徴的です。
ビデオメッセージサービスはファンひとりに対して特別なメッセージを送るというものですが、その分動画を撮影する選手などに大きな負担がかかります。またほとんどの場合が買い切りのサービスであるため、チーム・選手が継続的にファンとのつながりを強化することに活用することは困難でした。
「MONTHLY MSG.」は、カレンダーに60秒程度の限定のビデオメッセージをつけるというサービスです。これによりチーム・選手の動画撮影にかかる負担を最小限にし、利用料金を低く抑え、ライトなファン層へも訴求しています。
また、サブスクリプションモデルを採用することで継続的にファンとつながることができるサービスとしています。
ファンマーケティングは企業の価値を高めるためにも活用されています。このマーケティングはSNSでの情報発信やコミュニケーションが重要ではありますが、比較的コストがかからない方法であるため、創業期にも実施できるマーケティングのひとつです。「冊子版創業手帳」では、SNSの活用ノウハウを詳しく解説しています。
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