創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年1月18日花・植物に特化したEC&サブスクリプションサービス「HitoHana」運営の「Beer and Tech」が5億円調達
2022年1月17日、株式会社Beer and Techは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。
花・植物に特化したEC&サブスクリプションサービス「HitoHana(ひとはな)」を運営しています。
花の色とボリュームを選べるサブスクリプションサービス「お花の定期便」、観葉植物・フラワーギフト・スタンド花・花束・ドライフラワーなど様々な種類の花・植物を購入できるECショップを展開しています。
商品企画から制作・出荷までを自社オペレーションで行うSPA型のビジネスモデルを採用し、顧客の声をもとにしたプロダクトの改善を実施しやすい環境を構築しています。
今回の資金は、さらなるサービス開発や、花屋の労働集約型の構造を買えるためのオペレーションのデジタル化・自動化に充当されます。
観賞用に提供される植物である花卉は、冠婚葬祭、プレゼント、装飾など、様々な形で利用されています。
国内の農業産出額は、約9兆円ほどですが、花卉はそのうちの4%(約3,600億円)を占めています。
葬儀でよく使われる白い菊は安定して生産できますが、それ以外の花卉は嗜好性が強く、消費者のニーズを捉えた生産や、需要の掘り起こしをすることが必要です。
また花の消費については年々減少傾向にあり、母の日・クリスマス・卒業式・入学式などイベントの際に消費が集中するため、花卉業界は安定的に収益を得ることが難しくなっています。
しかしコロナ禍によっておうち時間が増えたことにより、花・植物を飾ることの意味や必要性の再認識につながり需要が高まりました。
サブスクリプションサービスは日常に寄り添う花のあり方として相性が良く、また生産者・花屋に安定的な収益をもたらすものとして大きく期待されています。
新たな需要を開拓していくためには、SNSマーケティングなど新たな手法を活用することも重要です。「冊子版創業手帳」では、ネットPRのノウハウや、ネット通販のはじめ方、SNSの活用方法など詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Beer and Tech HitoHana お花の定期便 サブスクリプション ひとはな 植物 花 花卉 花屋 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年10月22日、株式会社PFUは、「ワンタッチスキャンサービス」の提供を開始することを発表しました。 「ワンタッチスキャンサービス」は、紙書類のデジタル化と、業務連携を実現するサービスです。 …
2022年12月6日、株式会社アドレスは、株式会社ボルテックスへの第三者割当増資と、株式会社静岡銀行からの新株予約権付融資により資金調達を実施したことを発表しました。 また、サービス産業生産性協議会が…
2022年6月29日、アクプランタ株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アクプランタは、植物をさまざまな環境ストレスから守るバイオスティミュラント資材を開発していま…
2019年10月1日、POST COFFEE株式会社は、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コーヒーのサブスクリプション・サービス「PostCoffee」を運営しています。 …
2023年7月24日、株式会社PURCHASEは、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PURCHASEは、コンタクトレンズ定期便サービス「concle」と、眼科医院でのコンタク…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…