創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年12月16日専門知識を持つ有識者をマッチングし時間単位で知見を提供する「アーチーズ」が1.8億円調達

2021年12月16日、アーチーズ株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
専門知見を有する有識者を探し出し時間単位で知見提供を行うサービス「エキスパートナレッジシェア」をグローバルに展開しています。
専門家とのマッチングでは、電話・対面インタビューのセッティングや、質問事項を多数の専門家に訊けるQ&Aサービス、海外の有識者との面談と倉庫・工場見学をセッティングするビジネスツアーを提供しています。
また、専門家を活用したソリューションとして、複数専門家によるプロジェクトチームを組成しレポート作成などを支援するプロジェクトサポートや、アジア各国のデータ/レポートの提供、専門家による業界トピック・スキルに関するセミナーの開催を提供しています。
今回の資金は、ベトナムにおいて強固なエンジニアチームを、アジア各国において多国籍なプロフェッショナルチームの組成するために充当されます。
企業はグローバル化や、DX、ESG対応、SDGsへの取り組みなど、大きな変化にさらされています。
また働き方改革や、女性の活躍推進、新型コロナウイルスの感染症対策、テレワークの普及などといったこともあり、専門知識を必要とするシーンが数多くあります。
自社内にすべてのノウハウがあることはほぼありえないため、外部の知見を活用することが、変化の激しい時代に対応するために重要です。
特に地方は人材が限られており、プロフェッショナル人材ともなると数少なくなってしまいます。
その対策とプロフェッショナル人材の活用推進のため、内閣府は2016年1月からプロフェッショナル人材拠点を設置し、潜在成長力のある地方企業に対し、経営戦略の策定支援とプロフェッショナル人材の採用支援活動を行う「プロフェッショナル人材事業」を開始しています。
アーチーズのような民間企業が行うサービスや、政府・地方自治体が行う支援なども活用し、自社の成長につなげていくことが肝心です。
企業の成長には人材の採用が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | アーチーズ エキスパート グローバル シェア ナレッジ マッチング 専門家 有識者 株式会社 知識 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年9月29日、株式会社BluAgeは、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 不動産仲介業者の業務をデジタル化する業務効率化ソリューション/お部屋探しアプリ「カナリー(CANA…
2022年7月20日、ファンファーレ株式会社は、総額約6億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファンファーレは、産業廃棄物業界に特化した配車管理SaaS「配車頭(ハイシャガシラ)」…
2020年11月24日、株式会社ALL CONNECTは、グループ会社の株式会社ネットのエースが、「ネットのミカタ。」の提供を11月24日(火)から開始したことを発表しました。 「ネットのミカタ。」は…
2023年3月30日、パシフィックコンサルタンツ株式会社と、Ultimatrust株式会社は、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Ultimatrustは、AI画像解析プラットフォーム「W…
2022年4月21日、Tabist株式会社は、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営する、JICベンチャー・グロース・ファ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…