【東京都】「新事業展開のための設備投資支援事業」助成金

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社は「新事業展開のための設備投資支援事業」について発表しました。

直面する経営課題の解決を目指す新たな事業展開に必要な最新機械設備等を購入する取り組みに助成金を交付します。

対象者
以下のすべてを満たす都内中小企業者等。
・2021年4月1日現在で、東京都内に登記簿上の本店又は支店があり(個人にあっては都内で開業)、2年以上事業を継続していること
・国の「一時支援金」、または国・都の「月次支援金」を受給したこと

助成金
・上限3,000万円・経費の4/5以内

対象経費
以下のすべて満たす最新機械装置・器具備品
・製品の製造や役務の提供のために直接使用するもの
・1基100万円(税抜)以上のもの
・助成対象期間内に契約・設置・支払いを行うもの

機会設置場所
・東京都、および首都圏(神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県)

助成金の申請には事前予約が必要です。
申請予約期間
・2021年10月13日(水)~11月30日(火)17時まで

申請書類提出期間
・2021年10月13日(水)~11月30日(火)

いま、世界じゅうでDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されています。

DXとはAIやIoTなどのデジタルテクノロジーを活用することにより、企業の生産性の向上や業務効率化を目指し、企業・組織のありかたを根本的に変革することを指します。

DXでは定型業務を自動化するRPA(ロボティックプロセスオートメーション)などのソフトウェアの導入をイメージすることが多いかもしれません。

しかし、AIを搭載したロボットやデータ連携を重視した機械など、ハードウェアの導入も必要となります。

ソフトウェアの導入と違い、機械設備は高価なものが多く、特に最新のテクノロジーを活用とした機械は、中小企業では手が届かないものもあるでしょう。また、複数台導入するといったケースも多いため、そのぶん多くの資金を必要とします。

このままレガシーな設備のまま経営をつづけていくと、時代の流れに置いていかれ、多くの損失がうまれてしまうこととなります。

そのため政府は、企業のDXを支援するため様々な補助金・助成金を用意しています。

DXは企業の変革を目指すものであるため、ソフトウェア・ハードウェアの導入をつうじて、経営者・従業員の意識の改革も行わなくてはなりません。

一朝一夕でなしとげられるものではないため、DXには早期から取り組み、一歩ずつ企業を変えていくことが重要です。

レガシーな設備はDXを拒む大きな障害となっています。しかし創業期は自分の好きなようにシステムを導入することができます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ DX 助成金 新事業展開のための設備投資支援事業 東京都 機械 補助金 設備 設備投資
補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「地域観光新発見事業」補助金 地方誘客を目的とした観光コンテンツの磨き上げ・販路開拓・情報発信を支援
「地域観光新発見事業」のご案内です。 地域の観光資源を活用した地方誘客に資する観光コンテンツについて、十分なマーケティングデータを活かした磨き上げから適時適切な誘客につながる販路開拓及び情報発信の一貫…
対話型音声AI SaaSを提供する「IVRy」が30億円調達
2024年5月23日、株式会社IVRyは、総額30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 IVRyは、対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」を開発・提供しています。 自動応答(IVR…
精神科・心療内科系疾患特化型オンライン診療プラットフォームとクリニックDX支援を展開する「アトラスト・ヘルス」が資金調達
2024年6月13日、アトラスト・ヘルス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 アトラスト・ヘルスは、精神科・心療内科系疾患特化型オンライン診療プラットフォームと、クリニックDX支援事業を…
【東京都】令和6年度「ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(製品開発助成)」
東京都は、令和6年度「ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(製品開発助成)」の公募について発表しました。 ゼロエミッションに資する製品開発、改良、規格等適合化に取り組む都内中小企業等を対象に、…
店舗マネジメントツール「はたLuck」を提供する「HataLuck and Person」が「セーフィー」から資金調達
2023年9月7日、株式会社HataLuck and Personは、セーフィー株式会社のCVCであるセーフィーベンチャーズ株式会社を通じて資金調達を実施したことを発表しました。 HataLuck a…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集