注目のスタートアップ

キャッシュレス決済連動型の栄養管理アプリ「SIRU+」運営の「シルタス」が5億円調達

company

2021年2月18日、シルタス株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

キャッシュレス決済連動型の栄養管理アプリ「SIRU+(シルタス)」を運営しています。

キャッシュレス決済と連動して買い物データを取得し、それをもとに栄養分析を行います。

また、栄養バランスが整う食材や、レシピの提案も行います。

くり返しアプリを利用することで、食の好みを学習し、個人の食生活に合わせた最適な買い物を提案します。

「SIRU+」で得たデータは消費者だけでなく小売にも提供し、消費者の栄養状態の把握を支援します。

今回の資金は、小売業へのDX支援サービス拡大のため、連携スーパーの拡大や、買い物客の健康ニーズを分析するツール「SIRU+ Biz」の機能改善、ECなど外部サービスへの拡張などに充当されます。

小売業界は、長く続いたデフレの影響により、物が売れず、売りにくい状況に置かれていました。

さらに新型コロナウイルスの影響もあり、小売店は感染対策やECの導入など、ニューノーマルの対応が必要となりました。

小売業界はこのような多様な課題を解決するため、DXの推進が求められています。

たとえば顧客データの活用により、効果の高いマーケティング施策や、顧客に合わせた販売戦略が実行できるようになります。

これまで小売業ではPOSデータやアンケートなどでしか顧客データを取得できませんでしたが、「SIRU+」のようなサービスを活用することにより、多様なデータを取得・活用できるようになるでしょう。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX SIRU+ アプリ キャッシュレス決済 シルタス 健康 小売 栄養 株式会社 管理 資金調達 食事 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スタートアップ起業家専門の投資銀行事業を展開する「ファイナンス・プロデュース」が「JDSC」から資金調達・資本業務提携
2022年10月7日、株式会社ファイナンス・プロデュースは、株式会社JDSCからの資金調達と、戦略的な資本業務提携を決定したことを発表しました。 ファイナンス・プロデュースは、スタートアップ起業家専門…
「CrowdChem」が研究開発や営業活動での課題解決をサポートする「CrowdChem Data Platform」をプレリリース
2023年6月15日、株式会社CrowdChemは、「CrowdChem Data Platform(クラウドケム データ プラットフォーム)」をプレリリースしたことを発表しました。 「CrowdCh…
NFT導入パッケージ「Spize+」を展開する「テコテック」が地図データ・位置情報ソリューションを展開する「ジオテクノロジーズ」と資本業務提携
2022年9月12日、株式会社テコテックは、ジオテクノロジーズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 テコテックは、ブロックチェーン事業や、NFT特化型SaaS「Spize」、NF…
ユーザーヒアリングを高速化させるリサーチプラットフォーム「Zerone」運営の「トリピア」が資金調達
2021年10月12日、株式会社トリピアは、資金調達を実施したことを発表しました。 仮説検証に必要なユーザーヒアリングを高速化させるリサーチプラットフォーム「Zerone(ゼロン)」を運営しています。…
国産食用コオロギの量産化を目指す「グリラス」が2.3億円調達
2020年12月23日、株式会社グリラスは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 昆虫研究をリードする徳島大学の知見を基礎として、2019年5月に設立されました。 動物性タン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集