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契約書レビューAIのクラウド・サービス「り~が~るチェック」提供の「リセ」が2.15億円調達

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2020年11月17日、株式会社リセは、総額2億1,570万円の資金調達を実施したことを発表しました。

少人数法務を支援する契約書AIレビューのクラウド・サービス「り~が~るチェック」を提供しています。

契約書の作成からレビュー、翻訳、管理やノウハウ共有までを、月額2万円(翻訳機能や英文レビュー機能を含める場合は月3万円)で提供しています。

今回の資金は、中堅・中小企業に対するアプローチ、人材採用などに充当されます。

また、引受先の1社である株式会社ミロク情報サービスとは業務提携を行い、中堅・中小企業に法務部門におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進していきます。

どのような企業も法律から逃れることはできません。しかしながら、東京商工会議所の「中小企業の法務対応に関する調査 結果報告書」によると、法務担当者(兼任を含む)を“設置していない”と回答した中小企業が67.2%となっており、多くの中小企業において法務対応が課題となっていることが明らかになっています。

コーポレート・ガバナンス強化など、社会的信用にかかわる部分の管理が企業運営にとって重要であるという意識も高まっています。

利益を上げるために海外との取引も増えていくと考えられます。この場合においても透明性が重要であるため、リーガルテックの需要は高まっていくでしょう。

企業の法律業務をサポートしてくれるサービスはいくつかありますが、しかしそれはあくまで支援です。経営戦略に関するアドバイスをしてくれる法律のプロフェッショナルを雇うことで、スタートアップはさらに成長できるはずです。「冊子版創業手帳」では、顧問弁護士を依頼するメリットや、商標・特許について専門家に伺っています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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