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介護領域のDXを目指す「みーつけあ」が2.4億円調達

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2020年10月6日、株式会社みーつけあは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

要介護者とその家族からの介護相談、事業所・施設紹介事業や、仕事を探しているヘルパーとヘルパーを募集している介護事業所をマッチングするサービス「みーつけあWorkers」を展開しています。

介護に関わる全ての人々が豊富な情報を基に、より良い介護が実現できる世界の実現を目指しています。

今回の資金は、事業所開拓のためのマーケティングに充当されるようです。

日本は、2025年には最も人口の多い世代が75歳以上の後期高齢者となり、65〜74歳の前期高齢者を含めると、総人口の約30%が高齢者という超高齢社会となる見込みです。

そのため高齢者医療・介護において多くの課題が生じる見込みです。人手不足はどの業界でも深刻となっていますが、特に介護人材の不足は深刻です。人材不足のせいで介護施設の入居待ちが発生し、サービスの継続が難しくなっている事業所も少なからずあります。

介護労働安定センターの調査によると、平成29年の離職理由の第1位は人間関係、第2位は結婚・出産のため、第3位は施設の運営に不満があったためとなっています。そのため、柔軟な働き方の実現など、働きやすい環境を整備することが、人材不足の解消のために有効だと考えられます。

人材不足は介護業界に限らず大きな問題となっています。創業期はフットワークの軽い運営が求められるため、事務作業などはアウトソーシングしても良いかもしれません。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの導入方法や、外注の活用法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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