スタートアップ・起業家必見イベント14選を紹介!
人脈作り・資金調達に!スタートアップの集まり・交流会・イベントを解説します

スタートアップ企業は情報やネットワークが命です。しかし、創業したばかりで人脈や情報源がない、どうやって情報を得ればいいのかわからない、そんな起業家は多いでしょう。そこで取り入れたいのが、スタートアップ向けイベントへの参加です。
ここでは、スタートアップ業界で注目度の高い集まり・交流会・イベントを紹介します。起業直後や起業前から参加できるものもラインナップしました。興味があるものには積極的に参加し、業種の垣根を越えた人脈づくりや情報を得る機会にしましょう。
この記事の目次
本当に今すぐ誰でも参加できる国内スタートアップイベント
まずは日本国内のスタートアップイベントを、参加しやすいものからご紹介します。
Startup Weekend

「Startup Weekend(スタートアップ・ウィークエンド)」は、スタートアップがアイデアを具現化する方法論を、週末の約54時間で学べるイベントです。
金曜の夜にアイデアピッチとチーム形成をおこない、土曜には開発・検証、日曜には成果を発表するという流れで、「起業の最初の3カ月を3日で体験できる場」になっています。
米国コロラド州発祥のイベントですが、日本各地でも継続的に開催されているため、参加は比較的容易です。
■特徴
アイデアより実行を重視し、当日にチームを組むスタイルのため、起業に必要な「仮説を立てる力」「人と組む力」「不確実性の中で意思決定する力」を試せます。
分散型・ローカル主導イベントのため、近場で参加できるチャンスが多いのも特徴です。その一方で「ピザパーティーで始める」といった世界共通のフォーマットも持つため、参加しやすくなっています。
■開催時期・開催地
開催時期:通年(各都市で年数回程度)
開催地:世界150ヵ国以上・数百都市(日本では東京・大阪・福岡・京都などで開催)
【最新開催日・開催地】
Startup Weekend 尾張一宮 2nd
開催日:2026年5月1日~3日
開催地:尾張一宮駅前ビル iビル
■どのようなスタートアップにおすすめか
最初の一歩を踏み出したいスタートアップに向いています。特に「起業の疑似体験をしたい」「チームビルディング経験が欲しい」など、実践志向の学習ニーズを持つスタートアップにも最適です。「自分の適性を試したい」といった個人・少人数の起業志望者にも向いています。
Morning Pitch

「Morning Pitch(モーニングピッチ)」は、ベンチャーと大手企業をつなぐこととそのプラットフォームをつくることを使命としています。毎週5社のベンチャー企業が登壇するピッチイベントで、大企業などを含むオーディエンスは約200~300名にのぼる規模です。これまでに2,700社以上が登壇しています。
毎年1回、日本一のベンチャーとスタートアップを決める「モーニングピッチ・スペシャルエディション」もおこなわれています。さまざまなテーマが扱われているので、イベントカレンダーを見て気になるテーマを探してみてください。
■特徴
完全申込制の会員サービスであり、ベンチャーと大企業のマッチングサービスとして機能しています。うまく活用すれば、新たな市場や事業を創り出せる可能性もゼロではありません。
大企業はスタートアップにはない潤沢なリソースを持ち、反対にスタートアップは大企業にとって難しい小回りが利く特性があるので、双方のシナジーを期待した事業提携を狙えます。
企業の規模にかかわらず、対等に付き合っていける雰囲気があるのも大きな特徴です。お互いに尊敬しながら、お客様のため・市場のため・日本のために協力しあおうという姿勢を大切にしています。
対象者は、大企業、ベンチャーキャピタル、金融機関、メディア、官公庁、地方自治体です。学生は参加できません。
■開催時期・開催地
開催日時:毎週木曜日・午前7時
開催地:Global Business Hub Tokyo(LIVE配信の場合もあり)
■どのようなスタートアップにおすすめか
パートナーとなる大企業を探すのに苦労している会社や、リソースが足りていないスタートアップにはうってつけです。ベンチャーを発掘しにくる大企業も少なくないと考えられるため、核心的なアイデアを披露できればチャンスが巡ってくるかもしれません。単独では気づかない価値も発見できるでしょう。
特に自社の価値をオープンに提供するマインドを持った創業者の方であれば、得るものは多いはずです。
初心者の参加が現実的なスタートアップイベント
初心者であっても現実的に参加を目指せるイベントが、こちらです。
SusHi Tech Tokyo

東京が中心となり、スタートアップや自治体、大企業、投資家が集い、都市課題の解決を目指すのが「SusHi Tech Tokyo 2026」です。サステナブルな都市の実現をテーマに、ピッチコンテストや展示会、セミナーを通じて、スタートアップの成長と国際連携を後押しします。
■特徴
アジア最大級のスタートアップイベントとして、国内外から600社以上のスタートアップが出展。世界中の都市・地域からエコシステムプレイヤーが集結し、スタートアップ同士だけでなく、自治体や投資家とのつながりも広がります。
セッションやピッチコンテスト、ビジネスマッチング、最先端テクノロジーの展示体験など、多様なプログラムが展開され、参加者同士の交流や実践的な学びの場にもなっています。
■開催時期・開催地
毎年5月前後(東京)
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年4月27~28日(ビジネスデイ)、29日(パブリックデイ)
開催地:東京ビッグサイト 西1・2・3・4ホール他
■どのようなスタートアップにおすすめか
都市課題の解決に貢献するテクノロジーを持つスタートアップに最適です。ITやエネルギー、環境、ヘルスケア、教育、モビリティなど、幅広い分野が対象で、プロダクトの発表やネットワーキングの場としても非常に有効です。国際展開を視野に入れているスタートアップにもおすすめのイベントです。
SusHi Tech Challenge

「SusHi Tech Challenge」は、上記の東京都主催SusHi Tech Tokyo 2026でおこなわれる「江戸」をテーマにしたピッチコンテストです。2025年に3度目の開催で、アジア最大のスタートアップカンファレンスのひとつとなりました。
■特徴
2025年には世界46ヵ国から657社のスタートアップが参加した実績があります。「持続的な新しい価値を生み出す」がテーマであり、50万人の参加を見込む東京発の大型国際イベントの特徴があります。イベントに参加するにはチケットの購入が必要で、早期に予約するほど割安です。
2026年では、800以上の応募者の中から選び抜かれた20社のスタートアップがピッチコンテストに参加でき、グランプリを獲得すると1,000万円の賞金が贈られます。
また、世界中の展示ブースの利用や、商談の場も設けられています。
■開催時期・開催地
毎年5月前後(東京)
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年4月27日(セミファイナル)、28日(ファイナル)
開催地:東京ビッグサイト西1・2・3・4ホール
■どのようなスタートアップにおすすめか
社会問題の解決を通じて持続可能な社会を目指すスタートアップにおすすめです。
Healthcare Venture Conference KYOTO (HVC)

「Healthcare Venture Conference KYOTO (HVC)」は、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)・京都府・京都市・京都リサーチパーク株式会社が主催するイベントです。ヘルスケア領域のスタートアップが多数集まり、英語によるビジネスピッチの開催があります。
■特徴
他のイベントと異なる特徴は、ヘルスケア産業に特化していることと、国境を越えたイベントである点です。2016年開催からこれまで194件のスタートアップ採択と、累計830億円の資金調達を達成しており、国内外から高い評価を受けています。
エントリーからイベント参加まで数か月間あり、約1年間と長期間おこなわれるのが特徴です。
■開催時期・開催地
毎年6月下旬~7月上旬に開催(京都)
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年7月13日・7月14日
開催地:京都リサーチパーク4号館
■どのようなスタートアップにおすすめか
ヘルスケアに特化したイベントのため、医療機器やデジタルヘルスなどの分野に関わる人や、研究成果の実用化を目指す人におすすめです。英語によるピッチイベントのため、英語力があることが前提となります。
Keidanren Innovation Crossing (KIX)

「Keidanren Innovation Crossing (KIX)」は、日本経済団体連合会が主催するピッチネットワーキングイベントで、大企業とスタートアップの連携強化を目的としています。2026年1月には総勢100名が参加しました。
■特徴
過去に開催されたイベントでは、ITやバイオテクノロジーなどをテーマにしたものがあります。東北大学や東京大学などの教育機関や、Googleの協力を得た回もありました。コロナ禍の影響で一時期はオンライン開催でしたが、近年では会場に戻っています。
■開催時期・開催地
2022年は月1ペースで開催していたが、2023年からは2カ月に1回程度の開催となっている
【最新開催日・開催地】
第34回
開催日:2026年1月20日
会場:経団連会館
第23回
開催日:2025年11月13日
会場:経団連会館
■どのようなスタートアップにおすすめか
Keidanren Innovation Crossing (KIX)は特定の業種や規模に縛られないため、幅広いスタートアップにおすすめです。これから起業を目指す人から、東証上場を視野に入れるスタートアップまで、幅広い層が参加できます。
条件次第で参加できるスタートアップイベント
条件は多少ありますが、自身に強みがあれば参加は十分に目指せるイベントが、こちらです。
ILS

ILSは「INNOVATION LEADERS SUMMIT(イノベーションリーダーズサミット)」の頭文字からとられた、アジア最大規模のオープンイノベーションイベントとして知られています。
2024年に開催されたイベントでは、来場者数と視聴者数の合計が2万4,239名となり、過去最高を記録しています。
■特徴
大企業とスタートアップのマッチングイベントで、経産省も後援しているのが特徴です。マッチング商談が積極的におこなわれており、過去には3件に1件が協業案件につながった回もありました。高い確率で出会いを事業に活かせる、貴重な場のひとつと言えるでしょう。
■開催時期・開催地
毎年12月に開催(東京)
【最新開催日・開催地】
2026年11月下旬に東京で開催予定
■どのようなスタートアップにおすすめか
高精度なマッチングプログラムを用意していることから、大企業とのつながりを模索しているスタートアップにおすすめしたいイベントです。核心的なアイデアや技術を所有しているのであれば、自信をもってアピールしましょう。出会いに恵まれないと悩んでいるなら、参加を検討してみてください。
GROWTH INDUSTRY CONFERENCE

「GROWTH INDUSTRY CONFERENCE」は、成長産業にフォーカスしたカンファレンス&コミュニティです。「日本のスタートアップエコシステムをグローバル基準へ」をテーマに掲げており、企業同士のつながりや連携を密にする場を提供しています。
■特徴
リアルとオンラインのハイブリッド開催であるのが特徴です。地方の企業で参加が難しい場合でも、オンラインによるピッチやカンファレンスを視聴するだけで糧になるものが大きいでしょう。さまざまな企業のCEO、会長といったトップ層の話が聞けるので、要チェックです。
■開催時期・開催地
毎年11月に開催(東京)
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年11月4・5日(オンライン配信)、6日(オフライン&一部オンライン配信)
開催地:渋谷ヒカリエ ヒカリエホール(オフライン)、EventHub(オンライン)
■どのようなスタートアップにおすすめか
成長産業をさらに後押ししてくれるため、今勢いに乗っている業界のスタートアップに注目してもらいたいイベントです。IT業界はもとより、医療や高齢者向けサービスなど、成長産業と言われる事業を手がけているなら学びが多いでしょう。
スタートアップワールドカップ(日本予選:名古屋・東京・九州)

「スタートアップワールドカップ」は、アメリカ企業のペガサス・テック・ベンチャーズが主催しています。ワールドワイドで規模が非常に大きく、ピッチ(※)コンテストの予選は世界中で開催されています。
※ピッチ・・・・・・プレゼンテーションよりも短い単位の提案を指す、シリコンバレー発祥の言葉。プレゼンテーションは詳細を伝えるのが目的。ピッチは要点を伝えるもの。
2026年の日本予選は、名古屋・東京・九州の3カ所が開催地です。予選で優勝したスタートアップは、代表としてSTARTUP WORLD CUPの世界決勝戦に参加できます。
日本予選だけで特別に1億5,000万円規模の投資資金が用意されているため、事業拡大の元手を獲得するチャンスの場にもなっています。
■特徴
参加及び受賞すれば、世界規模での知名度が手に入ります。また、各国のスタートアップ著名人とのネットワークが構築できるかもしれません。1億円以上の賞金も大変魅力的ですが、お金の面よりも人脈と知名度と世界規模の活躍が手に入る可能性こそが最大の魅力と言えるでしょう。
■開催時期・開催地
その年により開催時期・開催地が異なる
【最新開催日・開催地】
・名古屋予選
開催日:2026年4月23日
開催地:STATION Ai/名古屋公会堂
・東京予選
開催日:2026年7月17日
開催地:グランドハイアット東京
・九州予選
開催日:2026年8月26日
開催地:熊本城ホール(シビックホール)
■どのようなスタートアップにおすすめか
世界を変えるほどのインパクトを持った技術やビジネスモデルを構築できている会社に向いています。賞金だけでなく、世界的な人脈や知名度を手に入れたいと考えている企業にももってこいのイベントです。
創業手帳でもイベントを開催しています!
創業手帳セミナー

創業手帳では、常に新しい情報を発信するために、小さなスキルアップが目的のセミナーから、著名人による大規模セミナーまで幅広く開催しています。
起業家向けのビジネス情報誌「創業手帳」を280万部発行する傍ら、創業者向けの具体的な事例やノウハウを創業手帳セミナーで伝えています。参加費は無料にもかかわらずクオリティが高いと評判で、ほとんどのセミナーが満員御礼になる人気です。
創業したてのすべての会社をターゲットとしているため、いま会社を持っている、または起業したばかりという段階であれば、得るものがとても多いセミナーです。
■特徴
創業直後の会社が悩みがちなマーケティング、ホームページ作成、資金調達、採用、人事労務といったあらゆる経営課題を解決するセミナーを多く開催しています。
創業の成功率を高める目的のために、公的機関や大手企業の協賛も受けて、必要なノウハウを紹介しています。さらには、案件の相互紹介などを通じビジネスパートナーを見つけることができるなど、現実的な効果が期待可能です。
■開催時期・開催地
不定期で開催予定です。セミナーの開催予定については、創業手帳Webの「起業/開業/経営 セミナー開催予定」よりご確認下さい。
■どのようなスタートアップにおすすめか
創業手帳セミナーは、すべてのスタートアップにおすすめです。起業家以外に士業などの専門家も集まっています。起業家交流やアドバイザーとの相談会などもおこなわれるので、解決したい課題のある会社にも有益です。
情報を研究し尽くした創業手帳のノウハウを持ち帰り、自身のスタートアップのヒントにしてください。
創業手帳による注目のイベント
創業手帳では、様々なイベント・セミナーを開催予定です。
詳しくは、「起業/開業/経営 セミナー開催予定」を御覧ください。
終了後のミニ交流会も予定しています。
将来的に参加を目指したいスタートアップイベント
初心者の参加は難しいかもしれませんが、目標にしていただきたいイベントがこちらです。
IVS

2007年から開催されている「IVS」、正式名称はInfinity Ventures Summitです。インターネット関連スタートアップの経営者のコミュニティであり、この分野では日本最大の規模を誇ります。
近年はWeb3領域に特化した「IVS Crypto」の同時開催でも話題になりました。2023年のイベントでは1万人の参加者が集まるほどの盛況ぶりです。
■特徴
インターネット業界のトップレベルの経営者が集まるので、とても刺激的です。世界中のスタートアップとWeb3企業が集結します。例年3日間おこなわれ、2024年度開催からは参加方法にチケット販売制が導入されました。公式サイトにてチケットの購入が可能なので、チェックしておきましょう。
2025年の開催時には、京都に1万3,000人以上が集まりました。2026年7月3日には次世代スタートアップのためのピッチコンテストがおこなわれます。
■開催時期・開催地
毎年6月末~7月上旬(沖縄や京都で開催)
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年7月1日~3日
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」、ホテルオークラ京都ほか
■どのようなスタートアップにおすすめか
格上のスタートアップ経営者たちと交流を深め、刺激をもらいたいスタートアップにおすすめです。優れた経営者・創業者の思考に触れることで、モチベーションが大いに高まります。
資金調達のコツ、大きくなりかけた組織の運営、採用方法など、さまざまなスタートアップ創業者の悩みを解決するヒントが得られるかもしれません。
ICCサミット

「ICCサミット」はICCパートナーズが運営するイベントで、正式名称はINDUSTRY CO-CREATIONです。さまざまな業種のベンチャーをピックアップし、特定のテーマに基づいてディスカッションやアナウンスをおこなっています。
■特徴
「ともに学び、ともに産業を創る。」と題して、毎年イベントが開催されています。メルカリ・ラクスル・Voicy・Showroomといった、有名なベンチャー企業の戦略や内情を聞くことができます。
2026年は、4日間にわたり1,200~1,400名が参加し、多数のプログラムが実施されました。前後して、ゴルフトーナメントも開催されています。
■開催時期・開催地
毎年2月・9月頃(福岡や京都などで開催)
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年3月2日~5日
会場:ヒルトン福岡シーホークなど
■どのようなスタートアップにおすすめか
カンファレンスを中心としたイベントであることから、議論の中で多くのことを学び、吸収し、事業の糧としたい企業に向いています。自分で発信するだけでなく、他者の発信から気づきを得たい場合にも参加の意義を見出せるでしょう。
スタートアップにおすすめの国外(海外)イベント5選
スタートアップ向けのイベントは国外でも多く開催されています。今回はその中から、特におすすめのイベントを紹介します。
世界に目を向けている、大きな目標を持った起業家におすすめです。
Venture Cafe

「Venture Cafe(ベンチャーカフェ)」は、起業家・投資家・研究者・企業人材などが集まってイノベーションを促進するグローバルコミュニティです。
メインイベントの「Thursday Gathering」では、ピッチやトークセッション、ネットワーキングを通じて、参加者同士がアイデアや知見を共有できる場を提供。また定期開催により、継続的な関係性を築ける設計になっています
世界各都市で展開されており、日本でも「Venture Cafe Tokyo」として拠点が存在します。
■特徴
オープンでフラットなことが最大の特徴です。起業の前後を問わず多様な人が参加できるため、偶発的な出会いが多く、緩やかな関係性から新たな価値が生まれやすくなっています。
継続的な関係性を重視するため、参加を続けるとネットワークが有機的に広がる点もメリットです。都市ごとにローカル色を持つ一方で、グローバルに接続されたプラットフォームとしての機能も持っています。
■開催時期・開催地
開催時期:通年(主に毎週開催)
開催地:世界各都市(日本では東京に拠点あり)
■どのようなスタートアップにおすすめか
初期段階から成長期まで、幅広いフェーズのスタートアップに向いています。「ネットワークを広げたい」「他領域の知見を取り入れたい」「人との接点から機会を生み出したい」といったニーズを満たすのにも最適です。個人でも、起業志向を持つ人材やエコシステムへの参加を志向するビジネスパーソンには適しています。
Tech in Asia

「Tech in Asia(テックインアジア)」は、アジアのスタートアップ向けのイベントです。10年以上前からアジアのテクノロジー関連スタートアップに着目し、情報発信などのためにイベントをおこなっています。
過去に数度の東京開催が実現し、大規模なビジネスカンファレンスとして注目を浴びました。『HARD THINGS』の著者である事業家のベン・ホロウィッツ氏も、「アジア圏で参加した中でベストのカンファレンスだ」とのべています。
■特徴
特徴はなんといってもアジアに圧倒的な強みを持つことです。他のイベントが国内のスタートアップに力を注いでいるのに対して、Tech in AsiaはASEANの可能性をいち早くから見据えて展開しています。
■開催時期・開催地
毎年開催月は異なる。
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年10月中旬頃 (予定)
開催地:未定
■どのようなスタートアップにおすすめか
アジア圏のスタートアップに関心を持っている創業者におすすめです。内需が減少しつつある日本だけでなく、アジア圏での可能性と発展をその目で見たいと考えているのであれば、Tech in Asiaで非常に興味深い話が聞けるでしょう。
Web Summit

「Web Summit(ウェブサミット)」は、世界各地で開催されている世界最大級のテックカンファレンスです。テック業界の重要人物や投資家、スタートアップが一堂に会する場で、参加者の規模は世界160ヵ国以上/約7万人以上におよびます。
会場では、スタートアップの展示に加えて、著名起業家・CEO・政治家などのステージ講演、投資家・企業とのマッチングも盛んです。近年はJETRO(日本貿易振興機構)の支援もあり、日本のスタートアップも積極的に出展しています。
■特徴
「巨大メディア空間」としての性格の強さが特徴です。世界中の記者やインフルエンサーが集まるため、効率的に露出やPRを進められます。サービスのローンチや資金調達の発表なども少なくありません。
VCやエンジェル投資家との接触機会も多く、大量の投資家との面談もスムーズにおこなえます。埋もれることなく最適機会を獲得できるよう、参加企業をステージで区分するなどのイベント設計も強みです。設立前後の超初期企業でも、審査を通過すれば安価にブースを出展できます。
■開催時期・開催地
メインイベント開催時期:毎年11月頃
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年11月9日~12日
開催地:ポルトガル・リスボン MEOアリーナ
■どのようなスタートアップにおすすめか
グローバル展開を志向するスタートアップにおすすめです。海外市場の進出はもちろん、国際的なパートナー獲得を図る場合にもおすすめします。資金調達の加速に向けてPR・露出を進めたい場合にもおすすめです。
TechCrunch Disrupt

「TechCrunch Disrupt(テッククランチ ディスラプト)」は、海外発のスタートアップ向けイベントです。過去には「TechCrunch Tokyo」と題して日本でも開催され、事業モデルを競うコンテストも開かれるなど、熱い盛り上がりを見せました。
イノベーティブなスタートアップ、ベンチャー企業が集まるイベントであり、世界で戦える力量を試す場としても申し分ありません。毎年サンフランシスコで開催され、日本からも多数のベンチャー企業が参加しています。
■特徴
TechCrunchの名称のとおり、スタートアップの中でもテック系の企業が多く集まります。かつて存在した同名WebメディアはIT業界から人気が高く、日本版サイト閉鎖時は惜しむ声が相次ぎました。
イベントには、10,000人以上のスタートアップやベンチャーキャピタルが参加します。早期申し込みで割引になりお得です。
■開催時期・開催地
毎年9~10月頃
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年10月13日~15日
開催地:米国サンフランシスコ
■どのようなスタートアップにおすすめか
ITをメインとするテック系企業に向いています。技術力に自信がある企業、最先端を追いかけたいと考えているCEOやCTOを抱えたスタートアップなら、一見の価値があるでしょう。世界で名を成そうという野望に燃えているスタートアップにおすすめです。
STARTUP WORLD CUP(世界決勝戦)

「STARTUP WORLD CUP(スタートアップワールドカップ)」は、世界最大級のスタートアップ向けピッチコンテストです。上記のスタートアップにおすすめの国内イベントに記載したスタートアップワールドカップ(2026年度日本予選:名古屋・東京・九州)で優勝し、代表として選出された企業が参加できる世界決勝戦です。
■特徴
主催のペガサス・テック・ベンチャーズは、米国シリコンバレーに本社があり、米国、日本、東南アジアなどを中心に250社以上のスタートアップに投資をおこなっているベンチャーキャピタルです。毎年3万社以上のエントリーから、75以上の国と地域の予選を勝ち抜いた企業が参加します。優勝投資賞金は、100万米ドル(約1億5千万円)です。
■開催時期・開催地
毎年10~12月頃(サンフランシスコ)
【最新開催日・開催地】
開催日:2026年11月6日
開催地:ヒルトンユニオンスクエア(サンフランシスコ)
■どのようなスタートアップにおすすめか
グローバル規模で事業拡大を進める企業に向いています。2023年に日本代表のアイリス沖山翔さんが優勝した実績もありますので、日本人にも挑戦する価値がある大会と言えるでしょう。単なるビジネスコンテストという枠組みを超えているため、世界の投資家や他社のスタートアップとの人脈作りをしていきたい企業におすすめです。
まとめ・スタートアップ向けイベントで創業に役立つ学びを得よう
スタートアップ企業に欠かせないイベントを紹介しました。ここで取り上げたのはほんの一例で、ほかにも大小さまざまなイベントが各地でおこなわれています。
足を運んで情報交換したり、人脈を広げたり、何よりイベントで発信される膨大な情報をインプットして自分のアイデアに活かしたりと、刺激を受けることは間違いありません。
ぜひ、スタートアップイベントに足を運んでみてください。
(編集:創業手帳編集部)
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