創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年2月1日株式会社vartique 秋炭 直輝 | webブラウザのみで動くVR(メタバース)空間で注目の企業

webブラウザのみで動くVR(メタバース)空間で注目なのが、秋炭直輝さんが2020年に創業した株式会社vartiqueです。
近年、ビジネスにおいて革新をもたらす可能性が期待される「メタバース」。
メタバースとは、インターネット上における仮想空間であり、不特定多数のユーザーが仮想空間の中で様々な行動を取るために参加できる仕組みです。
最近では、大手IT企業である旧Facebook社(現・Meta社)が事業を特化させたことでも話題になりました。
メタバースは、どのようなビジネスでも活用の可能性があり、アイディア次第でビジネスが格段に広がるものです。また、メタバースを活用するために、社会のニーズを汲み、ビジネスにどう活かすか精査することが大切です。
通常はVR(メタバース)空間に入るための専用アプリやゴーグルなどが必要ですが、株式会社vartiqueの「One VR」はwebブラウザのみで使用することができ、PCやスマホがあればアクセスできます。
コロナ禍で、多くの人が集まるイベントや研修会などの開催が難しい状況が続いており、今後はメタバース・3D空間を活用したイベント等の開催やコミュニケーションツールとしての使用が多くなると考えられます。
そこで、webブラウザのみで手軽に使用することが出来る「One VR」の需要がますます高まっており、注目されています。
株式会社vartiqueの秋炭直輝さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
webブラウザのみ(専用のアプリやソフトウェアが不要)で動くため、PCやスマホからでもVR(メタバース)空間に入ることができます。
・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?
自社のマーケティングやDX化の担当者様です。
・このサービスの解決する社会課題はなんですか?
コロナで奪われた交流機会です。
多人数が同時にVR空間で交流できるという特徴をもつ弊社VRサービス「One VR」では、様々な交流ができます。
3D空間での説明会・展示・交流イベント・チームビルディングなど社内むけイベントも含め様々なビジネスシーンで活用ができます。
またOne VRはもう一つ課題解決をしております。それはVRの体験格差です。VRは専用デバイスやハイエンドPCが必要だったりしますが、One VRはPCやスマホがあればアクセスできるようになっております。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?
VRやAR導入の第一歩になるサービス・企業にしたいです。AR/VRは「費用が高い」「専用デバイスやアプリが必要で利用ハードルが高い」といったイメージが一般的かと思います。
そのような事から導入に踏み出せない企業様も多いかと思いますが、そういったハードルをなるべく下げて、AR/VRの裾野を広げられる会社・サービスを提供していきたいと考えています。
・今の課題はなんですか?
VRデバイスがなくても、PC・スマホから簡単にVR(メタバース)空間にアクセスできる代わりに、アプリやソフトをダウンロードしたVRと比べ制限される機能があるところです。それらの課題を解決できるよう開発を進めていきます。
営業のリソースが乏しいことです。社内では基本的に開発・制作がメインとなっており大規模な営業活動ができおりません。弊社サービスを代理販売してくださる代理店様・マーケティング会社様への販路拡大をすすめていければと考えております。
・読者にメッセージをお願いします。
AR/VR(メタバース)は、エンタメ性をもちながら課題解決ができるソリューションになります。
アイディア次第で無限に近いビジネスシーンの用途があります。ご興味ある方は、AR/VR(メタバース)で楽しみながら仕事をご一緒できればと思います!

| 会社名 | 株式会社vartique |
|---|---|
| 代表者名 | 秋炭 直輝 |
| 創業年 | 2020年 |
| 住所 | 東京都江東区亀戸 |
| サービス名 | One VR By AR |
| 事業内容 | マーケティング向け VR・メタバース コンテンツの企画提案・開発 マーケティング向け SNS・web AR コンテンツ(スマホ向け)の企画提案・開発 2D・3DCG制作 |
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AR DX vartique VR マーケティング メタバース 秋炭直輝 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年5月31日、クリエーションライン株式会社は、株式会社ヨドバシホールディングスによる出資を受け、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 クリエーションラインは、事業会社におけるソフトウ…
2022年11月2日、株式会社STANDARDは、約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、スパークス・アセット・マネジメント株式会社が運営する「未来創生3号ファンド」です。 STA…
2024年10月8日、AGRIST株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、NIPPON EXPRESSホールディングスです。 AGRISTは、農業ロボットの開発や、農業AIの開発…
2025年9月16日、株式会社ガードプラスは、資金調達を発表しました。 ガードプラスは、交通誘導や雑踏警備などの警備サービスを提供しています。 今回調達した資金は、全国規模の拠点展開(5年で50拠点)…
2022年9月15日、株式会社バルカーは、株式会社Ridge-iの株式を追加取得したことを発表しました。 この株式取得により、バルカーはRidge-i創業メンバーに次ぐ、出資比率11.20%の最大の外…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
