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2022年4月2日株式会社プチボヤージュ 柳澤 由香 | 人と環境に優しい、エシカルな社会を目指すライフスタイルブランドで注目の企業
人と環境に優しい、エシカル(環境保全や地域・社会への考慮)な社会を目指すライフスタイルブランド「&ethical®(アンドエシカル®)」で注目の企業なのが、柳澤 由香さんが2014年に創業した株式会社プチボヤージュです。
ファーストプロダクトの携帯食事用エプロン「eptenu®(えぷてぬ)」が今注目を集めています。
食事の時にトマトソースや汁はねで「注意していたのに洋服が汚れた」ことは、多くの人が経験することだと思います。特に、お気に入りや買ったばかりの服だったり、シミが取れなかったりすると、本当にショックを受けますよね。
「洋服を汚したくない」という思いから、今食べたいものを我慢したり、食事をするお店や料理を選んだりすることもあると思います。
「汚れを気にぜず、思い切り食べたい!」そんな時にこそ使っていただきたいのが、携帯食事用エプロン「eptenu®(えぷてぬ)」です。
えぷてぬは、普段はコンパクトに持ち運べて汗拭きや手拭きとしても使用でき、食事のときはたった5秒で簡単に着脱できるエプロンに早変わりします。紙エプロンや紙ナプキンの代替品となり、洗って繰り返し使えるためゴミの削減にもなります。
また、100年以上の歴史を持つ「捺染(なっせん)」技術と2色を楽しめるリバーシブル染色の技法で染められた生地を使用し、出来るだけハギレを出さないように、環境に配慮してシンプルに作られています。
品のある和柄、長野県上田市ゆかりの真田氏家紋・六文銭をモチーフにした素敵なデザインで、厚みがあって柔らかな手触りのエプロンです。えぷてぬを日常的に使用することで、食事やオシャレを楽しみながら手軽にSDGsやエシカル消費にも取り組むことができます。
えぷてぬへの思いや事業の特徴、今後の課題について、株式会社プチボヤージュ 代表取締役の柳澤 由香さんにお話をお聞きしました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
&ethical®(アンドエシカル®)はエシカルな社会を目指すライフスタイルブランドとして、長野県上田市でうまれました。このブランドのファーストプロダクトが大人のための携帯食事用エプロン「eptenu®(えぷてぬ)」です。eptenu®(えぷてぬ)は、エプロン+てぬぐいの造語です。
<多機能性>
ライフスタイルに取り入れやすい商品企画・開発。ファーストプロダクトの携帯食事用エプロン『eptenu®(えぷてぬ)』はエプロンとしてだけでなく、手ふきや汗ふきとしても利用できます。着脱も簡単にできて、軽量でコンパクト。持ち運びも便利です。
<日本でのものづくり>
高い技術力と実績のある国内工場で、1枚1枚ていねいに縫製。伝統産業品の活用や伝統技術を次世代へつなぐ取り組みもしています。
<持続可能性>
環境への配慮。不要な装飾や工程を省いたシンプルなデザインを追求。 繰り返し洗って使える、できるだけハギレを出さないなど、廃棄物を減らす取り組みをしています。
・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?
お気に入りのお洋服やスーツ・お着物などを食事の際に汚して後悔をしたくない方や、その日のお洋服を気にして食事のメニューを決めてしまう方、オシャレを楽しみながら食事も思いっきり楽しみたい方にぜひ使ってもらいたい!と思い企画・開発しました。
えぷてぬは繰り返しご利用いただけるため、クリーニング代の軽減や廃棄物の削減につながり、楽しみながらSDGsやエシカル消費にも取り組むことができます。また、使い古したえぷてぬは、ふきんやぞうきんとしても再利用できるため、ムダなく最後までご使用頂けます。
・このサービスの解決する社会課題はなんですか?
軽量で、5秒で着脱できる手軽さ、手ふきや汗ふきとしても利用可能など多くの機能特性があります。 繰り返し洗って使うことで、紙エプロンや紙ナプキンの代替品となり、ゴミの削減にもつながっています。100年以上の歴史を持つ「捺染(なっせん)」技術を現代のニーズと問題解決に応用し、子どもたちの未来に日本の伝統技術とサステナブルな社会を手渡すことを目指しています。
・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?
ブランドの立ち上げも初めてなうえ、今まで経験のしたことのない商品企画・開発だったので全てが初めての経験でした。手探りで進め、自分ができないことはその分野の専門家に仕事を依頼したりアドバイスを貰いながら進めて来ました。
次第に信頼できる仲間ができ、小さな成功体験を少しづつ積み重ねていく中で、自社ブランド「&ethical®」の携帯食事用エプロン「eptenu®」が、ソーシャルプロダクツアワード2022にてソーシャルプロダクツ賞を受賞し、J-WAVEへの生出演、4月にはニューヨークでの展示会出展が決定しました。
まだまだ目標まで道のりは長いですが(きっと目標を達成したら、次の目標が出てくると思われます笑)これからも挑戦し続けたいと思います。
・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?
私自身一人の母として子どもたちの未来に、日本の良いものや文化・伝統・技術 を繋ぎ、エシカルで持続可能な自然環境・社会環境づくりに貢献できる製品や仕組みづくりで、より良い世界を残したいと思っています。株式会社 PETIT VOYAGE は、子どもも大人も夢や希望がもてる社会づくりへの様々なアクションを今後も展開して参ります。
・今の課題はなんですか?
ズバリ資金繰りです。これから規模拡大・海外進出を進めていくため、資金調達に力を入れて行きたいと思います。
・読者にメッセージをお願いします。
起業をすることも大きな決断です。ただ、事業を継続していくことはより困難になるため事業への想い、信念、粘り強さが必要だと思います。その事業が社会や個人の課題解決や価値を提供することで、事業(企業)も成長していくものだと思っています。険しい道ではありますが、目標を達成した時の喜びはひとしおだと思います。よりよい未来を創る経営者がひとりでも多く増えていったら良いですね!
回答者プロフィール | 株式会社プチボヤージュ 代表取締役 柳澤由香 長野県生まれ。都内大手小売業のアパレルブランド立ち上げに参画し、販売等を経験。国家資格 総合・国内旅行業務取扱管理者それぞれ取得後、大手旅行会社・総合人材会社にて営業等を経験。 「女性が結婚後も育児中でも、自分自身の人生をあきらめて欲しくない!いくつになっても選択肢が持てる世の中になって欲しい」 という自身の経験や葛藤に基づいた想いから2014年に株式会社 PETIT VOYAGE を設立。 2015年 6月はたらく女性を応援するウェブマガジン「Mompreneurs®(ママプレナーズ®)」を立ち上げる。2020年11月にはエシカルな社会を目指すライフスタイルブランド「ðical®(アンドエシカル®)」を長野県で立ち上げ、携帯食事用エプロン「eptenu®(えぷてぬ)」を販売開始。 一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会主催のソーシャルプロダクツ・アワード2022にて携帯食事用エプロン「eptenu®」がソーシャルプロダクツ賞を受賞する。 |
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会社名 | 株式会社プチボヤージュ |
代表者名 | 柳澤由香 |
創業年 | 2014年12月 |
住所 | 長野県上田市常田2-27-17 FUJIMOTO2F |
資本金 | 100万円 |
事業内容 | ðical®(アンドエシカル®)の商品企画・開発・販売、 ECショップの企画・運営、 ウェブマガジン「Mompreneurs®(ママプレナーズ®)」の企画・運営 |
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | ðical eptenu Mompreneur ママプレナー 大人のための携帯食事用エプロン 女性 柳澤由香 株式会社プチボヤージュ |
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