創業手帳が選ぶ起業経営ニュース 2019年9月25日 解説入り 創業手帳編集部 【9月25日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ 9月25日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 和食店キシマの「持続性のあるSDGs」 日経MJで、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組む企業の例として、和食店キシマを紹介していました。 株式会社キシマは神奈川県内を中心に7店舗運営しており、2017年に企業理念をSDGsの理念に合致する形に変更。具体的には、食品添加物の撤廃、持続可能な漁業でとられた「MCS認証」の水産物の採用、石油由来の洗剤を使わないといった改善に取り組んでいます。 結果として生まれたコストアップに対しては、ITを活用した業務の効率化や、食材廃棄率の改善などを通じて対応しているとのこと。 SDGsというワードがトレンドになっていますが、実際にどのような形で推し進めていいか具体的な策を打ちあぐねていたり、取り組みが一過性となってしまっている企業も多いという現状があります。キシマのように、SDGsとの取り組みとそれにより生まれるコスト増への対応をセットに取り組む、“持続性のあるSDGs”の成功例は、SDGsを取り入れようと考えている企業にとっての良い参考になりそうです。 教育スタートアップの1分半授業動画 教育事業を展開するEdurab(エデュラボ)が、小中学生向けに授業動画配信サービスを開始。リクルート系の「スタディサプリ」や、学研HDの「学研プライムゼミ」など、教育業界のビッグネームが教育関係の動画配信サービスに取り組む中に、切り込んでいく形です。 差異化のポイントは、教育系動画配信で支持されている人気ユーチューバーなどを講師役に招き、1本あたりの再生時間を1分半で提供している点です。1本あたり10~数10分で提供しているサービスが多い中、エンタメ感覚でサクッと見ることができる長さを売りにしています。 動画系コンテンツはトレンドがめまぐるしく変化しやすい領域です。大手ひしめく中で、スタートアップがどんな手法でシェア獲得を狙うのか、エデュラボの展望に注目です。 カテゴリ トレンド 関連タグ SDGs キシマ ニュースまとめ 日経 この記事を読んだ方が興味をもっている記事 キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説! 法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能? 一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた 【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説 【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説 トレンドの創業手帳ニュース 【農林水産省 関東農政局】「ノウトコネクト~農とつながる、農都がつながる~」特設ページが開設 (2025/11/7) 【募集中】令和7年度農山漁村振興への貢献活動に係る取組証明書【農林水産省】 (2025/11/6) 【農林水産省】野菜の生育状況及び価格見通し(令和7年11月) (2025/11/4) 【経済産業省】米国関税対策ワンストップポータル (2025/11/4) 中小企業庁「賃上げ・最低賃金対応支援特設サイト」を公開 (2025/10/31) 【農林水産省】食料システム法に基づく計画認定制度の運用等が開始 (2025/10/20) 【経済産業省】令和7年台風第22号に伴う災害に関する被災中小企業・小規模事業者支援措置 (2025/10/14) 2025年10月7日(火)分 青果物(野菜・果実)の卸売価格速報値 (2025/10/9) 【農林水産省】食料システム法に基づく計画認定制度の運用等が開始 (2025/10/2) 「中小企業新事業進出補助金」第1回公募補助金交付候補者が採択 (2025/10/2) キャンペーン 女性対象 有望企業 トレンド 便利なサービス イベント 制度改正 公募 関連するタグのニュース 【11/8締切】「第2回サステナブルな旅アワード」持続可能な観光の推進に寄与する旅行商品・取り組みを表彰 観光庁は「第2回サステナブルな旅アワード」の公募を行っています。 持続可能な観光の推進に寄与する優良な旅行商品・取り組みについて、メディア等を通じて広く国内外に発信していくことで、日本における持続可能… Frich株式会社 富永源太郎|P2P互助プラットフォームの事業展開が注目の企業 P2P互助プラットフォームの事業展開で注目なのが富永源太郎さんが2018年1月に創業したFrich株式会社です。 P2Pとは「Peer-to-Peer(ピアトゥピア)」の略称で、端末がサーバを介さず端… 福祉とアートを軸とした新規サービスの企画立案・開発などの「ヘラルボニー」が資金調達 2020年8月5日、株式会社ヘラルボニーは、資金調達を実施したことを発表しました。 知的障害のあるアーティストが描いたアート作品を扱うアート・ライセンス事業や、CSR・CSV・SDGsを軸とした企画の… 植物肉「ミラクルミート」開発・生産の「DAIZ」が30億円調達 2022年2月1日、DAIZ株式会社は、総額30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。 大豆の発芽という生理現象を応用… ネット不動産投資サービスブランド「RENOSY」を手がける「GA technologies」が4億円の融資契約を締結 2024年6月26日、株式会社GA technologiesは、株式会社千葉銀行が提供する「ちばぎんSDGsリーダーズローン(サステナビリティ・リンク・ローン型)」において4億円の融資契約(無担保・無… 大久保の視点 明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT 2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各… (2025/3/14) 日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞! 日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし… (2024/12/4) 国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート! パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav… (2024/10/9) 創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら 注目のニュース SPONSORED 【創業手帳会員様限定】「弥生会計 Next」有償プラン最大63,000円分プレゼント!弥生グループイン記念キャンペーン SPONSORED 【2025年10月1日から開始】クラウド会計ソフト「弥生会計 Next」スタート応援キャンペーン SPONSORED 【宮城県気仙沼市】「気仙沼市創造的産業復興支援事業費補助金」(6/25締切) 最新の創業手帳ニュース 【農林水産省 関東農政局】「ノウトコネクト~農とつながる、農都がつながる~」特設ページが開設 (2025/11/7) 【東京都】フリーランス法に関するセミナーの開催 (2025/11/7) AI契約書レビューサービス「LeCHECK」などを提供する「リセ」が10億円調達 (2025/11/7) AI採用SaaS「エースジョブ」を運営する「フォワード」が4.1億円調達 (2025/11/7) カレンダーシェアアプリを運営する「TimeTree」が32億円調達 (2025/11/7) 【募集中】令和7年度農山漁村振興への貢献活動に係る取組証明書【農林水産省】 (2025/11/6) 「IT導入補助金2025」チラシ更新(2025年10月) (2025/11/6) 「事業承継・M&A補助金」13次公募 公募申請受付開始・説明会タイムスケジュール公開 (2025/11/6) 文系のセキュリティ領域をDX・高度化するソリューションを提供する「SecureNavi」が12億円調達 (2025/11/6) 新規航空路線の就航を目指す地域航空スタートアップ「ジェイキャスエアウェイズ」が4億円調達 (2025/11/6) 記事についてのお問い合わせはこちら 創業時に役立つサービス特集 アクセルファクターで、創業期の資金調達を迅速かつ円滑に進めよう プロジェクト管理作業とは?何をする?必須項目や手順・手法、ツールなどをご紹介 LINE集客とは?LINE公式アカウントを成功させるポイントや事例を解説 起業したてで時間がなく備品をまとめて発注したい!それならアスクルで注文しよう 初心者でも企業ホームページが自分で簡単に作れる?おすすめ作成ツール紹介 法人電話を導入するならAI電話自動対応サービスがおすすめな理由。電話対応を効率化 注目インタビュー記事 実績No.1! 「PR TIMES」に学ぶスタートアップのためのプレスリリース活用法 連続起業家 熊谷芳太郎|シリコンバレーでFitbitなど多くの事業を成功に導いた日本人が語る、スタートアップ成功の秘訣 PAX トイアンナ|トイアンナさんが個人事業主から法人成りして感じたメリットとデメリット【前編】 レアジョブ 加藤 智久|上場時のメリットとリスクを語る ブルーベリーファームおかざき 畔柳 茂樹|年に60日稼働するだけで年収2,000万円。楽して儲かる夢の「農起業」の始め方 seamint. 朝比奈ひかり|Z世代に刺さるSNSマーケティングとは
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2019年9月25日 解説入り【9月25日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
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和食店キシマの「持続性のあるSDGs」
日経MJで、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組む企業の例として、和食店キシマを紹介していました。
株式会社キシマは神奈川県内を中心に7店舗運営しており、2017年に企業理念をSDGsの理念に合致する形に変更。具体的には、食品添加物の撤廃、持続可能な漁業でとられた「MCS認証」の水産物の採用、石油由来の洗剤を使わないといった改善に取り組んでいます。
結果として生まれたコストアップに対しては、ITを活用した業務の効率化や、食材廃棄率の改善などを通じて対応しているとのこと。
SDGsというワードがトレンドになっていますが、実際にどのような形で推し進めていいか具体的な策を打ちあぐねていたり、取り組みが一過性となってしまっている企業も多いという現状があります。キシマのように、SDGsとの取り組みとそれにより生まれるコスト増への対応をセットに取り組む、“持続性のあるSDGs”の成功例は、SDGsを取り入れようと考えている企業にとっての良い参考になりそうです。
教育スタートアップの1分半授業動画
教育事業を展開するEdurab(エデュラボ)が、小中学生向けに授業動画配信サービスを開始。リクルート系の「スタディサプリ」や、学研HDの「学研プライムゼミ」など、教育業界のビッグネームが教育関係の動画配信サービスに取り組む中に、切り込んでいく形です。
差異化のポイントは、教育系動画配信で支持されている人気ユーチューバーなどを講師役に招き、1本あたりの再生時間を1分半で提供している点です。1本あたり10~数10分で提供しているサービスが多い中、エンタメ感覚でサクッと見ることができる長さを売りにしています。
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