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2024年3月13日 注目のニュース 大久保の視点明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。
明治大学の各学部から25組の個人団体の応募があり、8組が最終選考で登壇しました。
ハイレベルなプレゼンが展開され、最優秀賞は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん(情報コミュニケーション学部4年)の「AMATERAS SPACE」が選ばれました。
提携の実現など果敢な姿勢や熱意、今後の可能性などが高く評価されました。昨年から賞金が100万円にアップし、賞金は有志OBからの寄付で賄われました。
優秀賞(賞金20万円)として、商学部4年の辻山憲太さんのBUZZ MAKERS(ショート動画作成サービス)、情報コミュニケーション学部3年のKIM YUNSEOさんのAIte(アイテ・留学生の支援チャットボット)が選出されました。
また、鈴木英樹氏(株式会社ツクリエ代表取締役)、和田誠一郎氏(マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役)、大久保幸世(創業手帳株式会社 代表取締役社長・明治大学MBAスタートアップ論講師)によるトークセッションも行われました。
優勝者した蓮見大聖さん
登壇者
▼最優秀賞 (賞金100万円)
蓮見 大聖さん AMATERAS SPACE
情報コミュニケーション学部4年
誰もが宇宙で暮らせる未来へ。空気をテーマにした宇宙関係のプロダクト。
宇宙服で登場し、果敢なチャレンジで会場を湧かせた。宇宙だけでなくシェルターなど別分野への展開も良いと思いました。
蓮見さんコメント
「こういった支援やチャンスの場ができて嬉しいです。自分が先頭を切って走っていきたいと思います。皆さんチャレンジしましょう!」
▼優秀賞 (賞金20万円)
辻山 憲太さん BUZZ MAKERS
商学部4年
ショート動画で企業課題を解決する。
大手IT企業ですでにショート動画の作成経験があり実現性が高いと思いました。あとはいかに広げるか、組織と仕組みを作るかの勝負だと思いました。
▼優秀賞 (賞金20万円)
KIM YUNSEOさん AIte
情報コミュニケーション学部3年
留学生の支援チャットボット
留学生としての実体験からの提案なのでプレゼンの説得力がありました。
高山 凱さん チョイムビ
グローバルビジネス研究科(MBA)1年
映像制作プラットフォームサービス
映像を絡めたプレゼンが優れており、ニーズもあると思いますので今後が楽しみです。
野津 昂太郎さん リファらる
商学部3年
地方人材と地方企業のマッチング支援
地方に留まりたい人材支援サービスは実需があると思いますが、いかに人材を獲得できるかが鍵だと思いました。プレゼンの完成度が高かったです。
野口 侑渡さん BOND
法学部4年
保証書紛失をゼロに 延長保証を手軽に 次世代型保証書管理アプリ
地味ながら新しい仕組みで個人的に好きなタイプのビジネスで面白いと思いました。
甲田 大介さん おなかの健康プラットフォームビジネス・腸活ビジネス
グローバルビジネス研究科(MBA)2年
若いエントリー者が多い中、ベテランの起業かつ大学発の技術ということで目立っていました。
大木 勇希さん ISEE
経営学部 2年
メンズ美容サブスクリプションサービス
いかに早くスタートして実績がつめるかがポイントだと思いました。
概要
名称:第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)
主催:明治大学 経営学部
協力:東京コンテンツインキュベーションセンター/TCIC
明治大学大学院 経営学研究科
明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科
明治大学地域産学連携研究センター
後援:明治大学中小企業診断士紫紺会
制作・運営協力:株式会社ツクリエ(TCIC運営)
実行委員長:大倉学 経営学部長
選考会司会:宮田憲一 経営学部准教授、運営:川野正雄 TCICインキュベーションマネージャー
審査員
大倉 学氏(明治大学経営学部長)
安達幸裕氏(明治大学大学院グローバルビジネス研究科特任教授)
鈴木英樹氏(株式会社ツクリエ代表取締役)
和田誠一郎氏(マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役)
大久保幸世氏(創業手帳株式会社 代表取締役社長・明治大学MBAスタートアップ論講師)
創業手帳・大久保の感想
最終選考の審査員として参加させていただきました。昨年からさらにハイレベルになっており驚きました。
社会性を意識した広い視野を持った事業やスケールを前提にした事業が多かった印象です。
各大学でもこうしたスタートアップ支援の取り組みが充実していくことを期待したいです。
今回、有志のOBOGの寄付によって運営が支援されました。こうした大学卒業生の寄付による教育やスタートアップの充実が進んでいけばと思います。
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解説者紹介
大久保幸世 創業手帳 株式会社 代表取締役
大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。