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株式会社CROSLAN 川村 敦 | 特定技能外国人の受け入れ手続きのクラウドサービスで注目の企業

特定技能外国人の受け入れを内製化するためのクラウドサービス「SMILEVISA」で注目なのが、川村 敦さんが2017年に創業した株式会社CROSLANです。

SMILEVISAは、特定技能に関する煩雑な手続きを簡素化し、受け入れ業務やデータをオンラインで管理できるサービスです。

特定技能外国人はコロナ禍でも約5倍に増えていますが、外国人労働者受け入れ企業の申請・管理業務は手続きが多く煩雑なため、SMILEVISAのようにオンライン上でワンストップで管理が出来るサービスが注目されています。

株式会社CROSLANの川村 敦さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

特定技能外国人の受け入れを内製化するための、クラウドサービスです。

現在では外部団体に委託せざるを得ないような煩雑で難しい受け入れ手続きや管理を、自社で簡単にできるようにします。

例えば、企業の基本情報と受け入れたい外国人労働者の情報を入力しておき、画面上に表示されるステップに従って条件選択を進めるだけで、申請書類を自動的に作成できます。提出する必要書類に関して、入力した内容や条件選択に応じて、自動で必要書類を選別し、表示してくれます。これらの機能は、特許出願中です。

また、受け入れ以降のボトルネックである、母国語対応、外国人への生活支援も、プロダクトを通じて、補うことができます。



・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

外部団体を通じて外国人雇用の経験がある企業様が中心となります。

すでに利用していただいているユーザより、「雇用している外国人スタッフに関して、問題があまり発生していないので、委託せず自分たちで直接管理していきたい。ただ、受け入れノウハウや書類作成・管理に自信がないので、このサービスを通じて補っていきたい。」ためと、利用を決めたと声を聞きます。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

少子高齢化による人口減少が進む日本の労働市場において、外国人労働者は必要不可欠な存在です。現在、日本全国で約172万人の外国人労働者が雇用されています(2020年10月末時点 厚生労働省の発表による)。

これまで製造業や農業等のブルーカラー職の受け入れには、技能実習制度が主に利用されていました。技能実習制度では、監理団体や送り出し機関等の中間エージェントを介する必要があります。

一方、2019年に新設された特定技能制度では、条件を満たせば企業が直接外国人労働者を受け入れることができるようになりました。

日本に多くの労働者を送り出している一部の国では、求職者から手数料を取って仕事を斡旋する仕組みです。これにより、複数の仲介者が間に入ることによって手数料は膨れ上がり、求職者が100万円以上の負担をして日本に来ているケースが発生しています。また、管理費の負担が重荷になり、外国人労働者の給料水準を低く設定するケースも見受けられます。これらが、日本での労働が奴隷制度であると、国内外で批判される一因になっています。

これらの課題を解決するため、SMILEVISAを導入することにより、企業側は管理コストを削減しつつ、外国人労働者の直接受け入れを容易にすることができます。外国人求職者は仲介者に頼らずに多額の手数料を支払う必要もありません(※将来的に、マッチングシステムもリリースしてこの課題に対応します)。

私たちは、クリーンな就労・労働環境の構築を目指しています。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

22020年3月以降から、本格的にコロナが蔓延していったことにより、既存事業のなかで、一番の収益をあげていた事業が止まったことです。また、外国人雇用を控える企業が続出したことで、外国人の人材紹介事業も縮小せざるを得ませんでした。

その厳しい環境の中で、資金調達に成功し、国内にいる技能実習生の特定技能へ切り替える人材紹介サービス、また、特定技能の受け入れの内製化を支援するクラウドサービス「SMILEVISA」の開発を進めることができました。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

外国人労働者の在留資格(ビザ)には、特定技能以外にも技術・人文知識・国際業務(技人国)、介護等さまざまな種類があります。

現在、「SMILEVISA」は特定技能のみの対応ですが、今後は様々な在留資格に対応していくことで、横展開での収益化を進めていく考えです。

また、特定技能制度が始まって5年経過し、特定技能1号から2号に移行できるようになる2024年までには、2号への対応も行う予定です。

さらに、外国人労働者の受け入れと同じく、アナログで管理コストのかかっている留学生の管理にも事業展開を広げることを検討しています。

・今の課題はなんですか?

スタートアップの現場での開発経験があるエンジニアの採用および、SaaSサービスの営業経験が豊富な営業人材の採用です。

・読者にメッセージをお願いします。

これまで、外国人労働者は、選択肢の限られた、硬直した枠組みの中で、受け入れが進んできました。

外国人労働者、受け入れ企業双方にとって、大きな負担を強いているのが現状です。中には、多額の借金を背負って来日する労働者もいます。

双方にとっての負を解消し、クリーンな外国人労働市場を確立することが、CROSLANが目指しているビジョンです。

「SMILEVISA」は、そのための、第一歩です。申請・管理業務の負担を解消することで、受け入れ・管理コストの削減、受け入れ人材へのベースアップの財源確保、しいては、企業への生産性の向上に貢献していきます。

弊社のビジョンに共感・協力していただける皆様のご連絡お待ちしております。

会社名 株式会社CROSLAN
代表者名 川村 敦
創業年 2017年2月1日
住所 〒541-0046
大阪市中央区平野町3丁目3−7
資本金 10,150,000円
サービス名 SMILEVISA
事業内容 ベトナム語翻訳・通訳、外国人の人材紹介、
特定技能の支援計画の実施、外国人人材定着サポート、
自社Webサービスの企画・開発・運用
回答者プロフィール 代表取締役 川村 敦

神戸大学国際文化学部を卒業。在学中に、ベトナムのホーチミン市国家人文社会科学大学に交換留学し、ベトナム語をマスターする。
その際に、技能実習生と出会い、日本の外国人労働問題の現実に触れる。
卒業論文では「技能実習生の帰国後のキャリア形成」にて優秀卒業論文賞を受賞。
大学を卒業後、大阪のIT企業にて、システム開発とDBの運用管理に従事した後、2017年に株式会社CROSLANを設立する。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ CROSLAN HRテック SMILEVISA 人材紹介 外国人労働者 川村 敦 特定技能
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