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2025年6月20日【6/26開催】「関東農政局みどりの食料システム戦略勉強会(第32回)」テーマ:スマート農業による環境負荷低減の取組(その3)

関東農政局は、関東農政局みどりの食料システム戦略勉強会(第32回)の開催について発表しました。
関東農政局は、みどりの食料システム戦略に関係するテーマについて、自治体、農業者・農業法人、農業団体、食品等事業者などを対象とした勉強会を定期的に開催しています。
概要
日時:2025年6月26日(木)16:00~17:15
場所:オンライン開催(Webex)
参加可能人数:500名程度
対象者:自治体、農業者・農業法人、農業団体、食品等事業者、学生・学校関係者、消費者など関心ある者
講義内容
農業現場での環境負荷低減に資するスマート農業技術について
たい肥や緑肥の施用と併せて、衛星情報データを活用したほ場の生産管理及び出荷予測システムにより、ほ場ごとのきめ細やかな過剰施肥の低減等に取り組んでいる事例をご紹介します。
講師:株式会社関東地区昔がえりの会 代表取締役社長 小暮 郁夫 氏
昔がえりの会は1999年に埼玉県上里町にて設立され、現在は計40haで野菜を中心に栽培。
機械化一貫体系による面積当たりの作業時間の低減や収穫機の広域産地間リレーによるシェアリングで長期間稼働を実現するなど省力化を図りながら、局所施肥による環境負荷低減に資する効果も上げています。
「みどりの食料システム戦略」は、2021年に農林水産省が策定した、農業・林業・水産業の生産力向上と環境への配慮を両立させるための国の政策戦略です。気候変動、生産者の高齢化、国際的な環境規制の強化などを背景に、持続可能な食料システムの構築を目指しています。
農業にテクノロジーを積極的に取り入れたスマート農業は、農業が抱える課題を解決し、農業を新たな段階へと推し進めるものとして期待されています。
なかでも農業における環境対策は、持続可能な食料システムの構築を実現する上で重要な要素のひとつと認識されており、テクノロジーを活用した環境対策がさまざまな分野で進められています。
たとえば、過剰施肥の低減は、農業における環境対策のなかでも重要なテーマのひとつです。
作物に吸収されなかった肥料成分は環境に深刻な影響を与えます。具体的には、窒素やリンなどの肥料成分が地下水や河川に流出した場合、富栄養化を引き起こし、赤潮やアオコの発生につながります。
ほかにも、窒素肥料は、一酸化二窒素という強力な温室効果ガスを発生させる原因となるため、適切な使用が欠かせません。
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