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エンタープライズ向けサイバーセキュリティを手がける「ZeamiCyberSecurity」が4000万円調達

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2025年6月12日、ZeamiCyberSecurity株式会社は、総額4000万円の資金調達を発表しました。

ZeamiCyberSecurityは、常時モニタリング型のインテリジェンスプラットフォーム「Zeami Intelligence」を提供しています。

新規取引先のセキュリティを事前に評価し、従業員や委託先の漏洩情報を常時モニタリングします。リスクの兆候をいち早く捉え、迅速な対応をサポートします。

今回調達した資金は、「Zeami Intelligence」の開発加速、顧客基盤の拡大に活用します。


総務省「情報通信白書令和6年版」によれば、2023年に観測されたサイバー攻撃関連の通信数は、2015年と比較して9.8倍に増加しています。

近年は、とくにランサムウェアによるサイバー攻撃被害が企業や医療機関で続き、生活や経済に影響を及ぼしています。

ランサムウェアは、感染したコンピュータのデータやシステムを暗号化またはロックし、それを元に戻す見返りとして金銭(ランサム=身代金)を要求する悪意あるソフトウェアのことです。

サイバー攻撃の対象は大企業が主であると思われがちですが、このランサムウェアによる被害の半数以上が中小企業であることから、中小企業におけるセキュリティ対策の重要性や、大企業における取引先・サプライチェーン全体のセキュリティ強化が重要となっています。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、セキュリティ対策を行うためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Zeami Intelligence ZeamiCyberSecurity インテリジェンス サイバーセキュリティ セキュリティ モニタリング ランサムウェア 委託 株式会社 漏洩 資金調達
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