【東京都】「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」ものづくり起業家を支援

subsidy

「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」のご案内です。

東京都・公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する支援事業です。

ものづくり分野での起業を促進するため、自ら製品を開発して事業を立ち上げようとしている起業者の方を対象に、プロダクトの販売に向けた試作開発および検証に向けた取組を最長2年間にわたって支援します。

支援内容

・開発計画に基づいて実施した試作開発・検証に係る費用を支援(1年目最大300万円、2年目最大1,000万円)
・先輩起業家や資金調達等の各分野に精通した専門家によるメンタリングを実施
・ユーザー意見の収集機会となるテストマーケティングを実施
・事業化に役立つ製造、資金調達、販売・実証等の連携先を紹介

支援対象の開発範囲

プロトタイプ(原理試作)から一歩進み、販売に向けて機能・性能を限定しながら実際にプロダクト(全部又は一部)を作成する工程を支援対象とします。

支援対象者

・ソフトウェアとハードウェアを融合したプロダクト等を自ら開発し、それを活用した新規事業を立ち上げようとしていること
・都内で創業を具体的に計画している個人または中小企業者(創業10年未満)であること
・個人(個人事業主を含む)の方は、支援決定後、速やかに法人化のうえ、開発に取組めること
・申請時に申請者がTOKYO創業ステーションの会員登録(メンバー登録)済みであること
・プロダクトのプロトタイプ(原理試作)を作成済みであること など

スケジュール

事前エントリー締切:2025年7月10日(木)
申請書提出期間:2025年7月1日(火)~2025年7月22日(火)


かつて日本は、製造業を牽引する国として、世界的に高い競争力を誇っていました。

しかし、バブル経済の崩壊や新興国企業の台頭、製品のコモディティ化による市場構造の変化などの影響を受け、製造業は厳しい局面に直面するようになりました。

たとえば、製造業がGDPに占める割合は1989年には26.5%ありましたが、2017年には20.8%にまで低下しています。

それでもなお、製造業は国内雇用のおよそ16.5%を支えており、日本経済における中核的な産業であることに変わりはありません。

現在では、AIやロボットなどの先端技術が急速に進化しており、製造業においてもこうした技術を取り入れることで新たな価値の創出が進んでいます。

「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」は、こうした状況を踏まえ、ソフトウェアとハードウェアを融合したプロダクトを自ら開発し、それを活用して新たなビジネスを展開しようとする都内の事業者や個人を支援する取り組みです。

この事業では資金的な支援にとどまらず、専門家によるメンタリング、テストマーケティング、連携先の紹介など、幅広いサポートが提供されており、リソースの限られた起業家にとっては非常に頼もしい支援制度といえるでしょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ スタートアップ プロダクト プロトタイプ マーケティング メンタリング ものづくり 事業 事業化 公益財団法人 多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業 実証 専門家 支援 東京都 東京都中小企業振興公社 検証 立ち上げ 製品 製造 計画 起業 起業家 起業家育成 開発
詳細はこちら

多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「J・Grip」が小規模事業者に向けて資金繰りを支援する「Azassu powered by FREENANCE」の提供を開始
2020年10月22日、株式会社J・Gripは、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が提供する「FREENANCE(フリーナンス)byGMO」のOEM提供を受け、2020年10月22日から「Aza…
副業人材マッチングサービス「lotsful」が愛知県のスタートアップ支援拠点「プレ・ステーションAi」と連携 入居スタートアップを支援する副業人材の募集を開始
2021年9月16日、パーソルイノベーション株式会社は、運営する「lotsful(ロッツフル)」が、愛知県のスタートアップ支援拠点「プレ・ステーションAi」と連携し、入居スタートアップを支援する副業人…
「FFGベンチャービジネスパートナーズ」が製造業向けクラウド業務管理「CHAIN」や金属部品調達プラットフォーム「Mitsuri」を提供する「Catallaxy」に出資
株式会社ふくおかフィナンシャルグループは、傘下の株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズが運営するCVCファンドより、株式会社Catallaxyに対して出資したことを発表しました。 Catalla…
【東京都】「新製品・新技術開発助成事業」
東京都は、令和6年度「新製品・新技術開発助成事業」について発表しました。 都内の中小企業者等に対して、新製品・新技術の研究開発にかかる経費の一部を助成することにより、技術力の強化及び新分野の開拓を促進…
独自開発IoTデバイスを活用したOMOマーケティングなど展開の「アドインテ」が21.25億円調達
2020年6月8日、株式会社アドインテは、総額21億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発したIoT端末「AIBeacon」を活用したOMOマーケティングや、リテール・メディ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集