【懸賞金総額約8億円】懸賞金活用型プロジェクト「GENIAC-PRIZE」 生成AI開発において4テーマを公募

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経済産業省は、懸賞金活用型プロジェクト「GENIAC-PRIZE」の開始を発表しました。

生成AIの社会実装を目的に、様々な地域や業種におけるニーズを満たす生成AIサービスの開発を促進する懸賞金活用型プロジェクトです。

生成AIによる解決が望まれる以下の4テーマそれぞれに即した具体的なニーズに基づく生成AIサービスの開発・実証を募集し、審査を経て、成果に応じた懸賞金を授与します。これにより、さまざまな地域や業種における企業等による生成AIサービスの開発と実導入を促進します。

テーマ

・製造業における暗黙知の形式知化
・カスタマーサポートの生産性向上
・官公庁における審査業務(特許審査業務をモデルとする)の効率化
・安全性向上に資する技術開発

懸賞金総額

約8億円(4テーマの合計額)

スケジュール

2025年5月から12月:応募者による開発、実証等の期間
2026年1月から3月:審査期間
2026年3月末:表彰式


生成AIとは、テキスト、画像、音声など、新たなコンテンツを自動で生成する人工知能(AI)のことです。

従来のAIは決められたタスクを自動化するのに対し、生成AIはデータから学習したパターン・関係性を活用し、新たなデータを生み出すことができます。

そして生成AIは、AIに関する専門的な知識を有していない人間でも、単純な文章による指示によってAIを使うことができるため、AIの普及に大きく貢献しています。

こうした新たなテクノロジーはさまざまな領域で革新をもたらしています。とくにビジネスにおいては、大幅な業務効率化、省人化、自動化、課題解決に役立っています。

さらに世界的な競争力を確保するためには、生成AIをはじめとるするテクノロジーの開発を強化することが重要です。

このような背景のもと、経済産業省は、懸賞金活用型プロジェクト「GENIAC-PRIZE」により、生成AIサービスの開発をサポートしています。

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カテゴリ 公募
関連タグ GENIAC-PRIZE カスタマーサポート 安全 実証 審査業務 懸賞金活用型プロジェクト 暗黙知 特許審査業務 生成AI 製造業 開発
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生成AIの社会実装に向けたプロジェクト「GENIAC-PRIZE」を開始します

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