【東京都】令和7年度「事業外スキルアップ助成金」

subsidy

公益財団法人東京しごと財団は、令和7年度「事業外スキルアップ助成金」について発表しました。

従業員のスキルアップのための研修を実施する都内企業等に対し、助成金を支給します。

要件

・教育機関が計画した既存の公開研修であること
・集合研修(同時かつ双方向で行われるオンライン研修を含む。)又はeラーニングであること
・受講に係る経費が、受講者1人1研修単位であらかじめ定められていること
・受講者の職務に必要となる専門的な技能・知識の習得・向上又は専門的な資格の取得を目的とする研修であること
・通常の業務と区別できるOFF-JTであること
・研修に要する経費の全額を申請企業等が負担していること
・業務命令として労働時間内に研修を行い、所定の賃金を支払っていること
・助成を受けようとする研修について国又は地方公共団体から助成を受けておらず、今後受ける予定もないこと
・交付申請時に提出した計画のとおりに実施すること
・令和7年4月1日から令和8年3月31日までの間に開始し、令和8年8月31日までに終了する研修であること
・1研修あたりの総研修時間数が3時間以上10時間未満であること
・1研修あたり総研修時間数の8割以上を受講すること
・受講者の受講状況について、教育機関の証明を受けられること

助成額

小規模企業者:受講者1人1研修あたり上限2万5000円・経費の2/3
中小企業等:受講者1人1研修あたり上限2万5000円・経費の1/2
非正規雇用労働者受講加算:受講者1人1研修あたり上限2万5000円・経費の2/3

助成限度額

事業内スキルアップ助成金と合わせて、1申請企業等あたり150万円が上限です。
なお、上限額に達するまで複数回の申請が可能です。

交付申請

紙申請の場合:研修開始予定日の1か月前(当日消印有効)まで
電子申請の場合:研修開始予定日の1か月前(23時59分)まで


急速なテクノロジーの進展により、産業界でのデジタル化が加速する中、企業は新たなスキルを持つ人材の獲得が求められる一方で、少子高齢化の影響から人手不足も深刻化しています。これに対応するため、既存の従業員に対する教育やスキルアップの取り組みがますます重要になっています。

各企業は、自社の環境や組織体制に合わせた最適なスキルアップ施策を模索する必要があり、そのための支援策として、東京都は、「事業外スキルアップ助成金」と「事業内スキルアップ助成金」の2つの事業を実施しています。

これらの助成金はその名の通り、事業者が実施する従業員のスキルアップに向けた取り組みを支援する助成金です。

両方の助成金を合わせて1企業あたり150万円が限度額となっています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ スキルアップ リスキリング 事業外スキルアップ助成金 公益財団法人 助成金 教育 東京しごと財団 東京都 研修 社内研修 能力
詳細はこちら

令和7年度 事業外スキルアップ助成金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年能登半島地震「中小企業特定施設等災害復旧費補助金(なりわい再建支援事業)」交付決定
2024年11月12日、中小企業庁は、令和6年能登半島地震「中小企業特定施設等災害復旧費補助金(なりわい再建支援事業)」の交付決定を行ったことを発表しました。 令和6年能登半島地震「中小企業特定施設等…
インボイス制度対応のための各種支援策の紹介
中小企業庁は、インボイス制度に対応する企業に向け各種支援策を紹介しています。 インボイス制度に関する相談窓口 ・税理士へのオンラインでの相談体制を構築しています。インボイス制度対応に伴う納税負担等を相…
「稲作農業の体質強化総合対策事業のうち米の付加価値向上・流通合理化支援」補助金
農林水産省は、令和6年度「稲作農業の体質強化総合対策事業のうち米の付加価値向上・流通合理化支援」の公募について発表しました。 多様な消費者・実需者ニーズに適応するため、米の生産から消費に至るまでの情報…
女性向けキャリアスクール「SHElikes」を運営する「SHE」が18億円調達
2022年10月26日、SHE株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SHEは、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」や、ミレニアル世代の女性で構成さ…
サイバーセキュリティ関連の実戦的な専門人材とトレーニングを提供する「サイバーコマンド」が資金調達
2023年10月2日、サイバーコマンド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 出資者は、合同会社PKSHA Technology Capital Inc.と株式会社松尾研究所の子会社である…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集