注目のスタートアップ

空飛ぶクルマのプラットフォームを開発する「AirX」が12.5億円調達

company

2025年3月5日、株式会社AirXは、総額12億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約15億円となります。

AirXは、空飛ぶクルマのプラットフォーム(機体製造以外の全要素)を開発しています。

現在は、リコプターやビジネスジェットなどを活用した予約プラットフォーム「AIROS Skyview(エアロススカイビュー)」を提供しています。

関東・関西を中心に全国11ポートへと展開しています。

今回の資金調達を通じ、空の移動をより多くのユーザーが利用できる環境を整備していきます。具体的には、空限定の旅行商品の開発や、都市部・ベッドタウン・観光地でのポート整備、機体の整備・格納に関する大規模投資を進めます。


空を飛ぶ乗り物(エアモビリティ)は、空という広大な空間を使え、目的地まで直線に移動できるため、効率的であるという特徴を持っています。

とはいえ、既存のエアモビリティは、航空機の場合は滑走路が必要であり、ヘリコプターの場合は騒音規制の存在があるため、利用は限定的です。

しかし近年は交通の課題を解決のため、新たなエアモビリティの開発が加速しています。そう遠くない将来、エアモビリティが自動車レベルにまで普及することが想定されています。

AirXは、将来的な空飛ぶクルマの就航を見据え、国内でのサービス提供体制の構築を目指しています。その一環として、現在はエアモビリティの予約プラットフォームを手がけています。

事業のさらなる成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AIROS Skyview AirX BtoB エアモビリティ エアロススカイビュー プラットフォーム ヘリコプター 株式会社 空飛ぶクルマ 航空機 資金調達 飛行機
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「TradFit」のAIスピーカーに話しかけるだけで最適な旅行情報を提案する基本特許技術「スマート旅行」を発表
2021年12月4日、TradFit株式会社は、基本特許技術「スマート旅行」を発表しました。 「スマート旅行」は、AIスピーカーから顧客の要望を受け付け、好みに応じたレストランや、観光地、アクティビテ…
「マネーコミュニケーションズ」が給与前払いサービス「プリポケ」において「立替払い型」プランの取扱いを開始
2020年12月21日、株式会社マネーコミュニケーションズは、給与前払いサービス「プリポケ」において、「立替払い型」プランの取扱いを開始することを発表しました。 「プリポケ」は、特定の給料日を待たずに…
バーチャルインテリアサービスなどを手がける「カラーアンドデコ」が2.2億円調達
2023年6月21日、株式会社カラーアンドデコは、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カラーアンドデコは、空室や居住中の物件写真や360度パノラマ写真に3DCGのインテリア…
BtoB営業向けMarket Discovery Platform「datais」シリーズを開発・提供する「datais」が資金調達
2023年8月1日、株式会社dataisは、資金調達を実施したことを発表しました。 dataisは、BtoB営業向けMarket Discovery Platform「datais」シリーズを開発・提…
自動接客ツール「anybot」開発・運営の「エボラニ」が3.4億円調達
2022年2月21日、エボラニ株式会社は、総額3億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 自動接客ツール「anybot(エニーボット)」を開発・運営しています。 接客用のチャットボット…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集