創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年2月28日「省エネAI半導体及びシステムに関する技術開発事業/革新的AI半導体・システムの開発」追加公募(3/28締切)

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は、「省エネAI半導体及びシステムに関する技術開発事業/革新的AI半導体・システムの開発」の追加公募について発表しました。
エッジコンピューティングにおける生成AIに関連する専用チップの開発と、関連するシステムの開発を行うものが対象です。
革新的 AI 半導体・システムの開発
事業期間:2023 年度~2027 年度
事業形態:助成
助成率:大企業 1/2、中小企業・ベンチャー企業 2/3
エッジ領域および同領域に紐づくネットワーク環境においてAIを用いた高度なデータ処理を高速かつ効率的に実現するための、AI半導体の開発及びそれを活用するシステムに関する技術開発。なお、本研究開発項目における助成事業において、学術機関等に対する共同研究費は定額助成として扱うことが出来るものとする。
AIエッジコンピューティングの産業応用加速のための設計技術開発
事業期間:2023 年度~2024 年度
事業形態:委託・助成
助成率:大企業 1/2、中小企業・ベンチャー企業 2/3
エッジ領域および同領域に紐づくネットワーク環境において高性能なコンピューティングを実現するために重要となる、異種プロセッサの組合せや、性能を最大限に発揮できるチップ設計を短期間に実現する設計技術の開発。本研究開発内容には、大学や研究機関が中心となり、オープンな基盤技術としての実用化が見込まれる設計技術(フリーなIPや、高位合成ツール、スピントロニクスなどの革新的技術について広く設計環境等の提供を行うもの)については委託事業で、企業が主体となり早期の事業化を見込む技術については助成事業として実施する。なお、本研究開発項目における助成事業において、学術機関等に対する共同研究費は定額助成として扱うことが出来るものとする。
公募期間
2025年2月26日(水)~2025年3月28日(金)
エッジAIとは、サーバーではなく現場の端末側で動作するAIのことを指します。
IoT端末などはコストや電源、サイズなどの制約から高い計算性能を持つことが難しいですが、エッジAIはこうした限られたリソース内で動作させることを目的としています。
エッジAIは、AIによる解析をリアルタイムで行いたい場合などに活用されます。
たとえば、自動運転車は周囲の状況を瞬時に判断し、最適な行動を選択する必要があります。この判断が遅れると、事故の発生につながる恐れがあります。
通常のクラウドAIは、インターネットを介してサーバー側で計算を行うため、通信による遅延が発生する可能性があります。そのため、自動運転車ではリアルタイム処理を行うためにエッジAIが必要となるのです。
近年、エッジAIはさまざまな領域で活用が進み、その高性能化へのニーズが高まっています。
この高性能化を実現するため、エッジAIに特化した専用チップの開発が求められています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | AI エッジAI チップ 助成金 半導体 国立研究開発法人 省エネAI半導体及びシステムに関する技術開発事業/革新的AI半導体・システムの開発 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
平成30年5月24日、ユニロボット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Nikon-SBI Innovation Fundと、みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合です。 ユ…
国土交通省観光庁は、令和5年度「ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業補助金(観光地・観光産業における人材不足対策事業)」の2次公募について発表しました。 宿泊業の多くの業務に関して、宿泊業が抱え…
2023年6月19日、インフォメティス株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インフォメティスは、AIよる電力分析技術(家電分離推定技術)や、この技術によって得られるデータをも…
公益財団法人東京観光財団は「インバウンド対応力強化支援補助金」の公募について発表しました。 東京都内の宿泊施設、飲食店、免税店、体験型コンテンツ提供施設等が、訪都外国人旅行者のニーズに対応した利便性や…
2019年1月30日、株式会社Cogent Labsは、資金調達を実施したことを発表しました。 AIを活用した手書き文字をデータ化するサービス「Tegaki」や、自然言語文章理解・分析サービス「Kai…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…