注目のスタートアップ

妊娠から子育て期を助産師がオンラインと訪問の両面でサポートする「ジョサンシーズ」を運営する「Josan-she’s」が1.5億円調達

company

2025年2月13日、株式会社Josan-she’sは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Josan-she’sは、妊娠・子育て期を助産師がオンラインとオフライン(訪問)のハイブリッド型でサポートするサービス「ジョサンシーズ」を運営しています。

妊娠・産後期を専門的にサポートできる助産師が、パーソナライズされたサービスを提供する各種プランと、産院連携サービスを展開しています。

今回の資金調達により、「産前産後ケア」を軸に事業を拡大し、少子化対策、産前産後DX、女性活躍推進を加速させていきます。


日本の出生数は、1973年の第2次ベビーブームを最後に減少が続き、近年は年間80万人を割る状況となっています。

この少子化が続けば、生産年齢人口が減少し、労働力不足、国内需要減少による経済規模の縮小などの問題が深刻化していきます。

そのため、官民双方で少子化対策の重要性が高まっています。

少子化対策としては、子どもを産もうと考える人を増やすことも重要ですが、すでに子どもを産んでいる、あるいはその準備をしている人の支援を手厚くすることも大切です。

近年は、核家族化の進展や地域コミュニティの衰退などにより、子育てにおいて母子が二人きりになる時間が長くなっていると指摘されています。

その結果、「産後うつ」を訴える人や、子育てに負担を感じる人が増えており、社会としてこうした母子をサポートする体制を構築することが求められています。

このような背景のもと、Josan-she’sは、低月齢ベビーシッター事業、産前産後の専門人材サービス、産院DX支援、産後ケア施設の運営・コンサルティングなどを展開し、妊娠・出産・子育てをトータルサポートしています。

事業の成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Josan-she's オンライン サポート ジョサンシーズ パーソナライズ 乳児 助産師 妊娠 妊婦 妊産婦 子育て 専門 少子化 株式会社 産後 産後ケア 訪問 資金調達 赤子
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

韓国美容医療サポートサービス「aroom」を運営する「CareCraft」が1億円調達
2024年4月16日、株式会社CareCraftは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 CareCraftは、韓国美容医療サポートサービス「aroom(アルム)」を運営しています。 韓…
不動産の企画・プロデュース・運営を一気通貫で手がける「GREENING」が資金調達
2023年2月10日、株式会社GREENINGは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社カヤック、A.P.リアルティ株式会社です。 GREENINGは、不動産の企画・プロデュース・…
東京アート・シーンを伝える「アートビート」がアート×ブロックチェーンの「スタートバーン」のグループ会社に
スタートバーン株式会社は、株式会社アートビートをグループに迎えたことを発表しました。 スタートバーンは、ブロックチェーン技術を活用し、アート作品の証明書や来歴管理など、流通を支えるインフラの構築を行っ…
「シンプルフォーム」が7億円調達 法人調査プロセス自動化クラウド「SimpleCheck」を正式リリース
2022年6月15日、シンプルフォーム株式会社は、約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これまで非公開であった資金調達ラウンドと金融機関からの借入も合わせると、累計約10億円調達しています…
失語症治療の医療機器を開発する「Ghoonuts」が資金調達
2022年12月22日、Ghoonuts株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Ghoonutsは、脳を外側から微弱な電気で刺激する経頭蓋電気刺激技術をコア技術に、人間の日常の作業パフォー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集