創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年2月17日「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」特別な体験商品の創出を補助

観光庁は「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」の公募について発表しました。
より効果的に観光消費を拡大し、地域においてインバウンドの経済効果を波及させる観点から、地方公共団体・独立行政法人・観光地域づくり法人(DMO)・民間事業者等が実施する、特別な体験商品の創出等を支援します。
補助要件
インバウンド向けに、以下類型①~③のいずれかを満たす特別性のある体験商品造成であること。なお、以下の類型①~③を組み合わせた体験商品造成も可。
類型
【①プレミアム型】
特別な機会を活用したより高単価な体験商品であるもの。
【②コト消費×モノ消費型】
希少性の高い体験コンテンツ(コト消費)と高付加価値な地域産品・工芸品等の購入(モノ消費)を組み合わせた体験商品であり、地域への高い経済波及効果が期待されるもの。
【③規制改革型】
未公開エリア開放や早朝・夜間の活用など規制緩和を行った上、造成される高単価な特別体験商品であるもの。
補助額
・1000万円まで定額
・1000万円を超える部分は、8000万円まで補助率1/2
・最低事業費:1500万円
公募期間
2025年2月6日(木)~2025年3月14日(金)
少子高齢化と東京一極集中の進行により、地方では人口減少とそれに伴う税収の減少が深刻な課題となっています。地域の活力低下は、生活・行政サービスの質の低下、貴重な文化の喪失、災害リスクの増大など、さまざまな問題を引き起こします。そのため、地域の課題を解決し、活性化を実現することが求められています。
この地域活性化において重要な役割を果たすと考えられているのが観光業です。
近年、観光業はインバウンド需要の獲得に成功しており、人口が減少する国内市場において外貨を獲得する手段のひとつとなっています。
とくに地域において観光は、国内外から人を呼び込み、消費を活性化させる大きな役割を果たします。その地域が観光を通じて持続的に発展していくためには、地域の魅力を掘り起こし、それを消費につなげることが肝心です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | インバウンド ツアー 地域活性化 地域資源 地方創生 補助金 観光 観光庁 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年6月13日、J-CAT株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 J-CATは、特別な体験型コンテンツに出会える予約サイト「Otonami(おとなみ)」と、インバウンド向け予約サービ…
「中小企業新事業進出補助金」第1回公募の補助金交付候補者が採択されました。 新事業進出補助金は、既存事業と異なる事業への前向きな挑戦であって、新市場・高付加価値事業への進出等に意欲を有する中小企業等の…
観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の2次公募について発表しました。 訪日外国人旅行者の周遊の促進や消費の拡大、地方誘客を図るため、全国の観光地における個々の観光スポットや広域的な周遊に係る…
2025年4月15日、環境省は、「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業補助金」の公募について発表しました。 エネルギー起源二酸化炭素の排出の抑制及び温室効果ガスであるフロン…
環境省は、令和6年度「工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)」の5次公募について発表しました。 意欲的なCO2削減目標を盛り込んだ計画の策定支援を行う事業(CO2削減計画策…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

