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2025年1月27日エシカルブランドに特化した商品販売・グロース支援プラットフォーム「エシカルな暮らし」などを展開する「Gab」が1億円調達

2025年1月27日、株式会社Gabは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Gabは、エシカルブランドに特化した商品販売・グロース支援プラットフォーム「エシカルな暮らし」と、ゲーム感覚で楽しむゴミ拾いイベント「清走中」を提供しています。
「エシカルな暮らし」は、環境問題と社会課題に焦点を当てたエシカルメディアです。環境問題や社会問題に関する解説投稿や、エシカルアイテムの紹介を行っています。
また、「エシカルな暮らし」のアセットを活用し、企業のプロモーションや、グロース支援、テストマーケティング、SNSコンサルティング、ブランド・商品開発、廃棄物活用といったソリューションを展開しています。
「清走中」は、ごみ拾いにゲーミフィケーションを融合させたごみ拾いイベントです。チームで協力して拾ったごみの種類・重量やミッションの達成度などがポイントが加算され、上位チームには景品が贈呈されます。この仕組みによりユーザーのごみ拾いへの参加を促進します。
今回の資金調達により、顧客のニーズにもとづいた商品だけを開発する「つくらないモノづくり」の実現を目指します。
店舗やECで集積・分析したデータを活用し、エシカルなヒット商品を高い再現性で創出します。さらに、エシカルに関心を持つ消費者と企業がつながるコミュニティを運営し、消費者の声を積極的に取り入れるDWC(Direct With Customer)プラットフォームとして、オリジナルブランドやコラボ商品の開発、エシカルに取り組む企業の商品開発支援を行っていく計画です。
SDGs(持続可能な開発目標)の推進に伴い、企業は環境や社会に配慮した経済活動や事業開発などを進めています。
またこうした意識の変化は企業だけでなく消費者にも及んでおり、消費者の間ではエシカル消費が注目を集めるようになってきています。
「エシカル」(Ethical)とは英語で「倫理的な」といった意味合いを持つ言葉です。
エシカル消費は環境などに配慮した商品やサービスを積極的に購入・利用しようという消費行動です。たとえばフェアトレード商品やリサイクル製品の購入などが挙げられます。
こうしたエシカル消費は今後も市場が拡大していくと考えられ、企業はこうしたエシカル消費への対応が求められています。
しかしながら、SDGsやエシカル消費はまだ歴史の浅い概念であるため、企業が実践するSDGsやエシカル商品の開発などが顧客のニーズにそぐわないことが往々にしてあります。
こうした課題に対処するため、Gabはエシカルブランドに特化した商品班場・グロース支援プラットフォーム「エシカルな暮らし」などを手がけ、企業の本質的なエシカルな取り組みを支援しています。
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