注目のスタートアップ

SRE支援コンサルティング「Sreake」などを展開する「スリーシェイク」が10億円調達

company

2024年11月27日、株式会社スリーシェイクは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は23.5億円となります。

スリーシェイクは、SRE/クラウドネイティブ技術支援コンサルティング「Sreake(スリーク)」や、セキュリティプラットフォーム「Securify(セキュリファイ)」、データ連携プラットフォーム「Reckoner(レコナー)」、フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance(リランス)」などを展開しています。


SRE(Site Reliability Engineering、サイト信頼性エンジニアリング)とは、ソフトウェアやサービスの信頼性向上を目的とした開発手法です。

従来、開発チームと運用チームは別々に活動しており、開発チームは主に利便性の向上に重点を置いていましたが、運用チームの保守負担を十分に考慮しないケースも多く見られました。この結果、予期せぬ障害が発生しやすい信頼性の低いシステムが生まれることが課題となっていました。

SREは、開発段階から保守や管理を容易にすることを重視し、エンジニアリング技術を活用して運用業務を自動化するなど、信頼性を確保するためのプロセスを構築します。これにより、システムの障害発生を抑えつつ、効率的な運用が可能となります。

近年、IoTや、AI、ブロックチェーンなどの先端技術が急速に進化しており、企業の開発現場もその変化に対応するために柔軟性が求められています。これまで外部委託に頼っていた企業も、スピード感を持って対応するため、システムの内製化にシフトする動きが増えています。

この流れの中で、SREの導入を希望する企業が増加しており、信頼性の高い開発手法を取り入れたい企業向けに、経験豊富なチームによるコンサルティングや支援サービスの需要が高まっています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Reckoner Relance Securify SRE Sreake コンサルティング スリーク スリーシェイク セキュリティ セキュリファイ リランス レコナー 内製 株式会社 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

超高速の品種改良xスマート養殖による水産養殖システムを開発する「リージョナルフィッシュ」が4億円調達
2020年8月31日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額4億3,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 京都大学大学院農学研究科 木下政人助教、近畿大学水産研究所 家戸敬太郎教授らを創…
中小企業向けの新型M&Aサービス「M&Aバザール方式」を運営する「M&Aバザール」が8,500万円調達
2023年12月4日、株式会社M&Aバザールは、総額8,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 M&Aバザールは、中小企業向けのM&Aサービス「M&Aバザール方式」を開発・運営しています。…
中古仲介・リノベーションサービス「リノベ不動産」運営の「WAKUWAKU」が7億円調達
2021年12月8日、株式会社WAKUWAKUは、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 中古不動産仲介とリノベーションのワンストップサービス「リノベ不動産」を運営しています。 不動産仲介…
学生の自主学習を支援する質問アプリを運営する「ラクモン」がオンライン家庭教師サービスを開始
2022年4月28日は、ラクモン株式会社は、2022年4月25日から、「Rakumon」アプリ(iOS/iPadOS向け)内において、オンライン家庭教師サービスの提供を開始したことを発表しました。 「…
「ちゅうぎんインフィニティファンド2号」がオンライン業務アシストツール「LIVEアシスト」などを展開する「TECH MONSTER」に出資
2023年3月1日、株式会社中国銀行は、ちゅうぎんキャピタルパートナーズが運営する「ちゅうぎんインフィニティファンド2号」が、株式会社TECH MONSTERの第三者割当増資を引受けたことを発表しまし…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集