注目のスタートアップ

外国人材に特化した職業マッチングプラットフォームを手がける「ジャパンキャリア」が4000万円調達

company

2024年11月19日、株式会社ジャパンキャリアは、総額4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ジャパンキャリアは、外国籍の人材に特化した職業マッチングプラットフォーム「JapanCareer」の運営を予定しています。

日本で働きたい外国人求職者と人材を求める日本企業をつなぐサービスです。テクノロジーを駆使し、求職者のスキル・条件にもとづき、企業のニーズに最適な人材をマッチングすることを目指しています。

また、日本で働きたい外国人が安心して生活や仕事ができるよう総合的なサポートも提供します。

今回の資金は、プラットフォームの開発加速に充当します。


国内のさまざまな業界では人手不足が深刻な課題となっています。この人手不足は少子高齢化が主な要因であるため、外国人労働者の活用がますます重要になっています。

厚生労働省のデータによると、2023年10月末時点で国内で働く外国人労働者の数は約204万人に達しました。これは前年より約22万人の増加(増加率12.4%)であり、過去最高を更新しています。また、外国人労働者を雇用している事業所数も約31.8万所と、前年より約2万所増加しています。

この増加傾向は今後も続くと見込まれており、外国人労働者の受け入れが日本の労働市場を支える重要な柱となることが期待されています。

しかしながら、外国人労働者の雇用やその就業についてはいくつもの課題が残されています。日本は長らくドメスティックなビジネス習慣が続いており、外国人労働者にとっては言語面や手続き面で困難に直面することがあります。

こうした外国人労働者を登用する企業は、安心・安全に働くことができる環境を整備する必要があります。そのため、外国人労働者の採用のノウハウがない企業は、外部の企業・サービスを頼ることになります。

このような背景から、外国人労働者と国内企業をマッチングするサービスや、労働環境を整備するサービス、外国人労働者を生活面・労務面からサポートするサービスのニーズが高まっているのです。

人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB キャリア サポート スキル プラットフォーム マッチング 人材 仕事 労働環境 労務 外国 外国人 外国人人材 外国人労働者 外国人材 株式会社 求職者 生活 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ARグラス用ディスプレイや空間認識エンジンを開発する「Cellid」が11億円調達
2025年4月15日、Cellid株式会社は、総額11億円の資金調達を発表しました。 Cellidは、ARグラス用ディスプレイと空間認識エンジンの開発を主軸とした事業を展開しています。 世界最大級の広…
医用画像データプラットフォームの構築を目指す「カリスト」が2億円調達
2023年4月10日、カリスト株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 カリストは、医療AI研究開発にすぐに使える医用画像データプラットフォームの構築を目指しています。 多様な医…
AIを活用した新薬開発の「MOLCURE」が8億円調達
2021年8月18日、株式会社MOLCUREは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIとロボットを活用して自動的に大規模スクリーニングと分子設計を行うことができるバイオ医薬品分子設計…
プラスチック燃料を用いた人工衛星用推進系(エンジン)を開発する「Letara」がNEDOの支援事業に採択 2.4億円の助成
2023年9月14日、Letara株式会社は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のディープテック・スタートアップ支援事業に採択され、約2億4,000万円の助成を受けることが…
地域のパン屋さんと消費者をつなぐ「パンフォーユー」が資金調達
2020年6月9日、株式会社パンフォーユーは、資金調達を実施したことを発表しました。 地域のパン屋と消費者をつなぐプラットフォームを運営しています。 具体的には、日本各地のパン屋の焼きたてのパンを冷凍…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集