注目のスタートアップ

家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」などを展開する「ソーシャルインテリア」が24億円調達

company

2024年1月11日、株式会社ソーシャルインテリアは、総額約24億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ソーシャルインテリアは、個人向けの家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」、オフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」、法人向けサービス「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」、家具業界向けプラットフォーム「ソーシャルインテリア 業務管理クラウド」などを手がけています。

「サブスクライフ」は、月額で必要な時に必要な分の新品家具・家電を利用できるサービスです。使い続けても商品価格を超えない月額料金設定を特徴としています。

「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」は、家具のサブスク提供だけでなく、オフィス移転・空間デザイン・家具選定までワンストップでサポートする法人向けサービスです。

今回の資金は、「サブスクライフ」「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」のシェア拡大、「ソーシャルインテリア 業務管理クラウド」による家具業界DXに向けた施策の加速に充当します。


経済活動が環境に与える課題が深刻化し、SDGs(持続可能な開発目標)の推進を契機に、世界的に環境に優しい社会を実現する取り組みが進行しています。

その中で注目されているのが「循環型社会」や「循環経済」の考え方です。

循環型社会は、有限な資源を効率的に利用し、リサイクルを通じて資源を循環させる社会の概念です。循環型社会の実現のためには、再利用の仕組みを構築する必要があります。

現代社会では大量生産・大量消費・大量廃棄が主流です。たとえば、家具についても、安価な素材や大量生産による効率化により、比較的手頃な価格で提供されています。しかし、これら安価な家具は機能性・見た目・耐久性に劣り、廃棄が問題視されています。

ソーシャルインテリアは、循環型社会の実現に向け、新品家具・家電のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」や、家具・家電のオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」を提供しています。

サブスクリプションサービスは初期費用が低く、処分費用がかからない、模様替えのハードルが下がるなどのメリットがあり、現代社会において高品質な家具をより多様な人びとが利用するための仕組みとして注目されています。

レンタルサービスなどは資金に制限のある創業期において便利な存在です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期にとって大きな投資となるオフィスについて、レンタルやコワーキングスペースのメリット・デメリットを比較し、おすすめの形態を解説しています。

また、企業の成長においては資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB オフィス オフプライス オフプライスマーケット サブスクライフ サブスクライフ オフプライス サブスクリプション ソーシャルインテリア ソーシャルインテリア オフィス構築支援 ソーシャルインテリア 業務管理クラウド 利用 家具 家電 月額 株式会社 空間デザイン 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

太陽光発電所の性能再生事業などを手がける「ヒラソル・エナジー」が資金調達
2024年3月22日、ヒラソル・エナジー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ヒラソル・エナジーは、将来の太陽光発電所の運営にはデジタル化による管理の効率化・コスト削減が必要だと考え、発…
アニメ・漫画などのIPやクリエイターと連携し企業のマーケティングを支援する「Minto」が「NTTドコモ・ベンチャーズ」から資金調達
2024年2月9日、株式会社Mintoは、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施したことを発表しました。 Mintoは、クリエイターと連携し企業のマーケティ…
次世代AI OCR「SmartRead」などを提供する「Cogent Labs」が「NTTファイナンス」から資金調達
2023年10月3日、株式会社Cogent Labsは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、NTTファイナンス株式会社です。 Cogent Labsは、AIの認識・自然言語処理技術を活か…
健康管理アプリ「FiNC」など展開の「FiNC Technologies」が「日本郵政キャピタル」と資本提携
2022年5月16日、株式会社FiNC Technologiesは、日本郵政キャピタル株式会社と資本提携契約を締結したことを発表しました。 FiNC Technologiesは、健康管理アプリ「FiN…
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」開発・製造の「DAIZ」が「三菱ケミカルホールディングス」と資本業務提携
2021年9月3日、DAIZ株式会社は、株式会社三菱ケミカルホールディングスと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集