創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年10月3日空飛ぶクルマを開発する「スカイリンクテクノロジーズ」が資金調達

2024年10月1日、スカイリンクテクノロジーズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
スカイリンクテクノロジーズは、長距離飛行が可能な空飛ぶクルマ(VTOL機)の研究・開発を行っています。
現在、チルトウイング機構の小型検証機を開発しています。また、開発過程で取得した技術をドローンメーカーなどに供与しています。
2027年には2人乗りの検証機の完成、2030年代後半には6人乗り有人機体の完成を目指しています。
今回の資金は、開発体制と採用・組織体制の強化に充当します。
実用化されている空を飛ぶ乗り物、つまりエアモビリティは、旅客機やヘリコプターなどごくわずかに限られています。
しかし空を利用できるという特徴は、移動において大きなメリットであり、交通の課題が顕在化している現代において、次世代のモビリティとして期待が高まっています。
スカイリンクテクノロジーズは、チルトウイング(ティルトウイング)機構を搭載したVTOL機の開発を行っています。
チルトウイングとは、垂直離着陸を実現する機構のひとつです。エンジン・プロペラのついた主翼を主翼ごと機体に対して傾けることができ、主翼の角度を傾けることで垂直離着陸を可能にします。
主翼を水平にした状態ではプロペラ機のような飛行が可能であり、ヘリコプターと比較して高い巡航速度を実現できます。
スカイリンクテクノロジーズはこのVTOL機により、ビジネス・防災・産業・観光などの移動に関する課題の解決を目指しています。
革新的なプロダクトの開発には多くの資金が必要となります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資だけではなく、ベンチャーキャピタルから出資を受ける方法や、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関するノウハウを紹介しています。
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | VTOL スカイリンクテクノロジーズ チルトウイング ティルトウイング ドローン モビリティ 株式会社 空飛ぶクルマ 航空機 資金調達 長距離 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年10月14日、matsuri technologies株式会社は、総額5億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 民泊借上げ事業や、民泊運用事業、空間開発事業、民泊管理ツール…
2023年6月19日、株式会社NABLA Mobilityは、総額約3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 NABLA Mobilityは、機械学習やAIなどの最新技術を駆使し、航…
2024年8月5日、株式会社エキュメノポリスは、資金調達を実施したことを発表しました。 エキュメノポリスは、言語学習サービス「LANGX(ラングエックス)」の開発・提供などを行っています。 「LANG…
2020年3月9日、リロンライフパートナーズ株式会社は、新サービスを開始することを発表しました。 新サービスは、各セクションのプロにより、資産管理・設備管理・施工管理と3つの視点から判断し、効果的な省…
2024年7月4日、ポスタス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社日本政策投資銀行です。 ポスタスは、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」を開発・提供し…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…