注目のスタートアップ

空飛ぶクルマを開発する「スカイリンクテクノロジーズ」が資金調達

company

2024年10月1日、スカイリンクテクノロジーズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

スカイリンクテクノロジーズは、長距離飛行が可能な空飛ぶクルマ(VTOL機)の研究・開発を行っています。

現在、チルトウイング機構の小型検証機を開発しています。また、開発過程で取得した技術をドローンメーカーなどに供与しています。

2027年には2人乗りの検証機の完成、2030年代後半には6人乗り有人機体の完成を目指しています。

今回の資金は、開発体制と採用・組織体制の強化に充当します。


実用化されている空を飛ぶ乗り物、つまりエアモビリティは、旅客機やヘリコプターなどごくわずかに限られています。

しかし空を利用できるという特徴は、移動において大きなメリットであり、交通の課題が顕在化している現代において、次世代のモビリティとして期待が高まっています。

スカイリンクテクノロジーズは、チルトウイング(ティルトウイング)機構を搭載したVTOL機の開発を行っています。

チルトウイングとは、垂直離着陸を実現する機構のひとつです。エンジン・プロペラのついた主翼を主翼ごと機体に対して傾けることができ、主翼の角度を傾けることで垂直離着陸を可能にします。

主翼を水平にした状態ではプロペラ機のような飛行が可能であり、ヘリコプターと比較して高い巡航速度を実現できます。

スカイリンクテクノロジーズはこのVTOL機により、ビジネス・防災・産業・観光などの移動に関する課題の解決を目指しています。

革新的なプロダクトの開発には多くの資金が必要となります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資だけではなく、ベンチャーキャピタルから出資を受ける方法や、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関するノウハウを紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ VTOL スカイリンクテクノロジーズ チルトウイング ティルトウイング ドローン モビリティ 株式会社 空飛ぶクルマ 航空機 資金調達 長距離
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ドローンなどのロボティクス技術により社会インフラ領域のDXを支援する「センシンロボティクス」が22.5億円調達
2023年11月1日、株式会社センシンロボティクスは、総額約22億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 センシンロボティクスは、社会/産業インフラの設備点検、災害被害状況把握などの防…
ストーリーを軸とした新たなXR体験を提供する「CinemaLeap」が6,000万円調達
2023年8月17日、株式会社CinemaLeapは、6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、インキュベイトファンド株式会社です。 CinemaLeapは、ストーリーを軸とし…
宇宙用汎用作業ロボット開発の「GITAI Japan」が18億円調達
2021年3月1日、GITAI Japan株式会社は、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 宇宙用汎用作業ロボットを開発しています。 このロボットは、宇宙ステーション船内外の作業や、軌…
夜間・休日の往診サービス運営の「コールドクター」が2億円調達
2020年12月22日、株式会社コールドクターは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 夜間・休日の往診サービス「コールドクター」を運営しています。 アプリから簡単に予約でき、最短30分…
スマホでできる仮想試着サービス開発の「Sally127」が資金調達
2019年10月25日、株式会社Sally127は、資金調達を実施したことを発表しました。 スマートフォンからできる仮想試着サービスを開発しています。 現実の試着と同じく、着用感リアリティのある仮想試…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集