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データセントリックなAI開発プロセス全体を包括的に支援する「FastLabel」が資金調達

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2024年9月9日、FastLabel株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

シリーズB全体の合計調達額が12.5億円、設立からこれまでの累計調達額が約19.5億円となりました。

FastLabelは、Data-centric AI開発に必要なデータ収集・生成から、アノテーション、モデル開発、MLOps構築までの全工程を支援する業務代行・コンサルティングサービスとシステムの提供を行っています。

また、高品質アノテーション代行サービスや、LLMデータセット作成サービス、データ収集・販売サービスなども展開しています。


データセントリックAIとは、AIシステムの性能向上のため、データそのものに焦点を当てたAIのことです。

従来のAI研究・開発では、AIモデルのアルゴリズム改良やパラメーター調整によって性能向上を図る、モデルセントリックAIが中心的でした。

しかしながら、AI技術が成熟しつつある現在、モデルの性能向上が困難となり、新たなアプローチが求められ、その結果としてデータセントリックAIが注目されています。

FastLabelは、2020年1月の創業以来、教師データ作成代行や、アノテーションツールの提供を主力事業として展開してきました。そしてその知見を活かし、現在はデータセントリックなAI開発プロセス全体を包括的に支援するサービスとシステムを展開しています。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AI開発 BtoB Data-centric AI FastLabel アノテーション データ データセントリックなAI 支援 株式会社 資金調達 開発
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