令和6年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」(10/31締切)

subsidy

農林水産省は、令和6年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の表彰候補者の募集について発表しました。

持続可能な農業の確立を目指し意欲的に経営や技術の改善、普及等に取り組んでいる農業者、農業団体、流通・加工業者、自治体、教育機関等を表彰するコンクールです。

表彰部門

・GAP部門

表彰対象者

第三者認証を備えたGAPを取得、又は「国際水準GAPガイドライン」(令和4年3月8日策定)に基づく国際水準GAPを実施し、かつ、継続的な国際水準GAPの取組を通じて、農業経営の改善や持続可能性の確保等について顕著な成果を上げている農業者、農業団体、自治体、教育機関等。

また、第三者認証を備えたGAPを取得、又は国際水準GAPガイドラインの準拠確認を得たGAP等を実践している農場の農畜産物の消費拡大や普及推進に取り組み、顕著な成果を上げている流通・加工業者、自治体等。

表彰の種類

「農林水産大臣賞」
GAP部門 1点以内

「農産局長賞、畜産局長賞」
GAP部門 3点以内
個別経営の部、団体の部、人材育成の部

応募期間

2024年8月30日(金曜日)から10月31日(木曜日)※都道府県に提出する場合
2024年8月30日(金曜日)から11月15日(金曜日)※農林水産省農産局農業環境対策課に提出する場合


世界では近代農業の環境負荷が批判されています。農業はとくに環境との結びつきが強い産業ですが、近代農業は効率化のために環境に強い負担を与えています。したがって、持続可能な農業が推進されています。

GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)は、食品の安全性、環境保全、労働安全などの持続可能性を確保しながら農産物を生産するための取り組みです。この取り組みによって、食品の安全性が向上するだけでなく、環境の保護や労働環境の安全性が確保され、農業経営の改善や効率化にもつながるとされています。

農林水産省は、2010年に「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」を策定し、国内のGAPの基盤を整備しました。さらに、国際水準への対応を強化するために、2022年には「国際水準GAPガイドライン」を策定し、GAPの取り組みを世界水準に引き上げる方針を打ち出しています。

シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、実際の起業家の経験・生の声をもとに、本当に使える起業ノウハウを提供しています。

また、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

ほかにも、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。



読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ GAP コンテスト 国際水準GAP 持続可能な農業 未来につながる持続可能な農業推進コンクール 表彰 農業
詳細はこちら

令和6年度未来につながる持続可能な農業推進コンクールについて

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

11月26日 青果物(野菜・果実)の卸売価格速報値
農林水産省は青果物の卸売価格を毎日更新し、ホームページで公表しています。 日別情報については速報性を重視し、取引当日の情報をもとに取りまとめています。 数値は主要卸売市場を合計したものです。表にない品…
【農林水産省】「令和6年能登半島地震及び大雨対応産地緊急支援事業(産地緊急支援対策)」
「令和6年能登半島地震及び大雨対応産地緊急支援事業(産地緊急支援対策)」のご案内です。 農林水産省は、「令和6年能登半島地震及び大雨対応産地緊急支援事業(産地緊急支援対策)」の実施主体の公募を実施して…
農林水産省「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」第4次公募(8/8締切)
農林水産省「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」(令和6年度補正予算)第4次公募のご案内です。 作物生産において必要不可欠な農業資材のひとつである肥料については、その原料の…
「第11回ロボット大賞」受賞製品発表 経済大臣賞:ファナック 中企業庁長官賞:ハーモテック
2024年9月11日、経済産業省は、「第11回ロボット大賞」の受賞製品を発表しました。 「ロボット大賞」は、我が国のロボット技術の発展や社会実装を促進することを目的として、ロボットの先進的な活用や研究…
令和5年度「甘味資源作物産地生産体制強化緊急対策事業のうちさとうきび生産性向上緊急支援事業」補助金
2023年12月20日、令和5年度「甘味資源作物産地生産体制強化緊急対策事業のうちさとうきび生産性向上緊急支援事業」の公募について発表しました。 沖縄県、鹿児島県南西諸島の基幹作物であるさとうきびにつ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集