創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年8月21日【最大500万円補助金】「観光地・観光産業における人材不足対策事業」3次公募
観光庁は、「観光地・観光産業における人材不足対策事業」の3次公募を開始することを発表しました。
宿泊業の人材不足解消に向け、設備投資などの効率化を通じ、人材の効果的な配置とサービス水準向上を強化する取り組みを支援します。
対象事業者
・宿泊事業者
支援内容
補助上限:最大500万円
補助率:経費の1/2
対象経費
宿泊施設において実施する人手不足の解消に資する以下に掲げるシステム、設備及び備品の購入、導入及び設置に要する経費(システム、設備及び備品の購入、導入及び設置に附随する経費を含む)。
・スマートチェックイン・アウトシステム、チャットボット及び宿泊施設管理システム(PMS)等の各種システム
・配膳・清掃ロボット等の設備
・その他人手不足の解消に必要な設備・備品
公募期間
3次公募:2024年9月2日(月)~9月30日(月)17:00
日本の観光業は、インバウンド需要の拡大に伴い、成長市場として大きな期待が寄せられています。2019年には過去最高の3188万人の訪日観光客数を記録し、現在はコロナ禍を乗り越えた経済回復の中で、さらに成長が見込まれています。
このような状況下で、ホテルなどの宿泊施設は観光の中心として重要な役割を果たしており、インバウンド需要への対応が非常に重要な要素となっています。
しかし、宿泊業には労働生産性の低さという課題があり、長時間労働によって補われているため、労働環境が人手不足の一因となっています。コロナ禍によってさらに人手不足が進行している労働市場を踏まえ、宿泊業界では人手不足を解消するための対策が重要です。
たとえば、省人化を図るためのスマートチェックインシステムの導入や、配膳・清掃ロボットの活用が考えられます。
「観光地・観光産業における人材不足対策事業」は、このような人手不足を解消するための設備導入を支援する補助金制度です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | ホテル 人手不足 人材不足 助成金 宿泊 宿泊事業者 宿泊施設 旅館 生産性向上 補助金 観光 観光地・観光産業における人材不足対策事業 観光庁 設備投資 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年9月29日、KKday (日本法人本社:東京都千代田区、CEO:陳明明(Ming Chen)は、7,500万USドル(約79億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 現地オプショナル・…
Airbnbは、パートナーシップ制度「Airbnb Partners」を立ち上げると発表しました。 「Airbnb Partners」は、日本企業36社と手を組んで展開されるものです。以下の7つの施策…
観光庁「地域観光新発見事業」のご案内です。 地域の観光資源を活用した地方誘客に資する観光コンテンツについて、十分なマーケティングデータを活かした磨き上げから適時適切な誘客につながる販路開拓、情報発信の…
「福岡県中小企業等特別高圧受電契約者支援金」のご案内です。 燃料費高騰に伴う特別高圧電気料金の高騰に苦しむ県内中小企業等を支援するため、電気使用量に応じ「福岡県中小企業等特別高圧受電契約者支援金」を給…
中小企業庁は、「IT導入補助金2023」における、「通常枠(A類型・B類型):8次締切」「セキュリティ対策推進枠:8次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):13次締切」の補助事業者を…
大久保の視点
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…