注目のスタートアップ

商用EVを開発・製造する「EVモーターズ・ジャパン」が1億9500万円調達

company

2024年8月6日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、総額1億9500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約65.6億円となりました。

EVモーターズ・ジャパンは、商用の電気自動車(バス・トラック・トライクなど)に特化し、開発から販売までを手がけています。

30年以上培ってきた独自技術をもとに開発したモーター制御システム(アクティブ・インバーター)により、世界最高レベルの低電力化とバッテリーの長寿命化を実現しています。

今回の資金は、受注している車両の仕入れ資金や、今後想定される大量受注案件などに対応するための商用EV最終組立工場の建設資金(2期工事)、試作車両・デモ車両開発の研究費、組織体制の強化などに充当する予定です。


気候変動への対策として、環境に優しい電気自動車(EV)の普及が世界的に進められています。とくに企業では環境対策のため商用車(社用車)のEV転換を進める取り組みが増加しています。

日本における二酸化炭素排出量では、運輸部門が全体の18.5%(2022年度)を占めており、企業の脱炭素化を進めるためには、車両のEV転換が重要な課題となっています。

このように商用EVの需要が高まる中、商用EVを手がける企業の成長も目立っています。

EVモーターズ・ジャパンは、独自技術を活用してバッテリーの長寿命化と低電力化を実現した商用EVを提供しています。

2023年には、富士急行株式会社、伊予鉄バス株式会社、東急バス株式会社、那覇バス株式会社など、国内の複数の企業にEVバスを納車するなど、積極的に事業を展開しています。

ビジネスの大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が必要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB EV EVモーターズ・ジャパン トライク バス モビリティ リチウムイオン電池 商用EV 商用車 株式会社 物流車 社用車 自動車 製造 販売 資金調達 電気自動車
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI与信管理サービス提供の「アラームボックス」が1.2億円調達
2019年12月2日、アラームボックス株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インターネット上の情報を活用したAI与信管理サービス「アラームボックス」を提供していま…
Web3ゴルフゲーム『GOLFIN』を開発する「ワンダーウォール」が10億円調達
2025年4月14日、ワンダーウォール株式会社は、総額10億円の資金調達を発表しました。 ワンダーウォールは、Web3ゴルフゲーム『GOLFIN』を開発しています。 現実世界のゴルフ場と連動したゲーム…
変形するロボットベッド「Bexx」やロボット枕「Pixx」を開発する「Ax Robotix」が1億円調達
2022年6月22日、Ax Robotix株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ax Robotixは、ロボットベッド「Bexx(ベックス)」や、AIで成長するロボット枕「…
独自の金属加熱技術により金属の製造・リサイクルの脱炭素化を実現する「SUN METALON」が13億円(910万米ドル)調達
2025年5月21日、株式会社SUN METALONは、総額約13億円(910万米ドル)の資金調達を発表しました。 SUN METALONは、金属の製造・リサイクル工程のCO2排出量を大幅に削減する技…
D2CブランドやD2Cソリューション事業を展開する「Brandit」がブランドプロデュース事業を展開する「DiGG」と資本業務提携
2022年6月1日、株式会社Branditは、株式会社DiGGと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 また、DiGGの代表取締役である江藤倫寿氏を、Branditの執行役員CMO(最高マー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集