【8/6締切】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」中小企業・スタートアップ等の研究開発助成および事業化支援

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」について発表しました。

都内中小企業等が「イノベーションマップ」に基づき、自社のコア技術を基盤として、社外の知見やノウハウを活用して行う革新的な技術・製品開発を支援する助成事業です。

概要

対象者:
 ・都内の本店又は支店で実質的な事業活動を行っている中小企業者(会社及び個人事業者)等
 ・都内での創業を具体的に計画している個人
助成対象期間:2025年1月1日から2027年12月31日まで(最長3年)
助成限度額:8,000万円(下限額1,500万円)
助成率:助成対象と認められる経費の2/3以内
助成対象経費:原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、専門家指導費、直接人件費、規格等認証・登録費、産業財産権出願・導入費、展示会等参加費、広告費

開発支援テーマ

・防災・減災・災害復旧
・インフラメンテナンス
・安全・安心の確保
・スポーツ振興・障害者スポーツ
・子育て・高齢者・障害者等の支援
・医療・健康
・環境・エネルギー・節電
・国際的な観光・金融都市の実現
・交通・物流・サプライチェーン

申請エントリー期間

2024年6月28日(金)~2024年8月6日(火)


企業における研究費と売上高には相関があり、研究開発は企業の成長にとって重要な取り組みの一つです。

総務省の「我が国の企業の研究費と売上高」(2020年4月13日)によると、2018年度の科学技術研究費の総額は19兆5,260億円と過去最高を記録し、企業の研究費も14兆2,316億円で過去最高を更新しています。過去10年間にわたり、企業の研究費と売上高は増加傾向にあり、研究開発を重視する企業が増加していることがわかります。

中小企業は日本の企業全体の99.7%を占め、経済を支える重要な役割を果たしています。しかし、中小企業は大企業に比べて経営資源が限られており、研究開発に十分な投資ができないという課題を抱えています。

中小企業が直面する主な課題は、研究開発に必要な技術・ノウハウを持つ人材の不足と、研究開発の予算の不足の2点です。

「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」は、都内中小企業・スタートアップの研究開発を最大8,000万円、経費の2/3以内で支援しています。

研究開発によって力強く成長したい企業は、この機会をぜひ活用してください。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ TOKYO戦略的イノベーション促進事業 イノベーション スタートアップ 中小企業 事業化 公益財団法人 助成 助成金 東京都中小企業振興公社 研究開発 補助金 製品開発 革新的
詳細はこちら

令和6年度 TOKYO戦略的イノベーション促進事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営する「MVP」が資金調達 各界で活躍するパートナーと事業家育成・支援事業を開始
2023年6月30日、株式会社MVPは、資金調達を実施したことを発表しました。 MVPは、スタートアップスタジオ「Musashino Valley」を運営しています。 MVPは、武蔵野大学アントレプレ…
内視鏡の画像診断支援AIを開発する「AIメディカルサービス」が80億円調達
2022年4月26日、株式会社AIメディカルサービスは、総額80億円の資金調達を実施したことを発表しました。 がん関連病変の内視鏡検査で、専門医の診断を支援するAIシステムを開発しています。 2022…
AI刃具自動検査装置など製造業向けAIプロダクトを展開する「RUTILEA」が資金調達
2022年8月31日、株式会社RUTILEAは、リード投資家Abies Venturesとサウジアラビア王国の政府投資ファンドRiyadh Valley Company(サウジアラビア王国リヤド)から…
レシピ動画の「kurashiru」運営のdelyが33.5億円調達!
平成30年1月22日、dely株式会社は、総額33億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本最大級のレシピ動画サービス「kurashiru」を運営しています。 ウェブサイトだけでは…
「職場内障害者サポーター事業」養成講座
公益財団法人東京しごと財団が実施している「職場内障害者サポーター事業」では養成講座を開催しています。 この養成講座では、障害者の職場定着を支援するために必要な知識・ノウハウを学ぶことができます。 また…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集