創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月11日【8/6締切】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」中小企業・スタートアップ等の研究開発助成および事業化支援

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」について発表しました。
都内中小企業等が「イノベーションマップ」に基づき、自社のコア技術を基盤として、社外の知見やノウハウを活用して行う革新的な技術・製品開発を支援する助成事業です。
概要
対象者:
・都内の本店又は支店で実質的な事業活動を行っている中小企業者(会社及び個人事業者)等
・都内での創業を具体的に計画している個人
助成対象期間:2025年1月1日から2027年12月31日まで(最長3年)
助成限度額:8,000万円(下限額1,500万円)
助成率:助成対象と認められる経費の2/3以内
助成対象経費:原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、専門家指導費、直接人件費、規格等認証・登録費、産業財産権出願・導入費、展示会等参加費、広告費
開発支援テーマ
・防災・減災・災害復旧
・インフラメンテナンス
・安全・安心の確保
・スポーツ振興・障害者スポーツ
・子育て・高齢者・障害者等の支援
・医療・健康
・環境・エネルギー・節電
・国際的な観光・金融都市の実現
・交通・物流・サプライチェーン
申請エントリー期間
2024年6月28日(金)~2024年8月6日(火)
企業における研究費と売上高には相関があり、研究開発は企業の成長にとって重要な取り組みの一つです。
総務省の「我が国の企業の研究費と売上高」(2020年4月13日)によると、2018年度の科学技術研究費の総額は19兆5,260億円と過去最高を記録し、企業の研究費も14兆2,316億円で過去最高を更新しています。過去10年間にわたり、企業の研究費と売上高は増加傾向にあり、研究開発を重視する企業が増加していることがわかります。
中小企業は日本の企業全体の99.7%を占め、経済を支える重要な役割を果たしています。しかし、中小企業は大企業に比べて経営資源が限られており、研究開発に十分な投資ができないという課題を抱えています。
中小企業が直面する主な課題は、研究開発に必要な技術・ノウハウを持つ人材の不足と、研究開発の予算の不足の2点です。
「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」は、都内中小企業・スタートアップの研究開発を最大8,000万円、経費の2/3以内で支援しています。
研究開発によって力強く成長したい企業は、この機会をぜひ活用してください。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | TOKYO戦略的イノベーション促進事業 イノベーション スタートアップ 中小企業 事業化 公益財団法人 助成 助成金 東京都中小企業振興公社 研究開発 補助金 製品開発 革新的 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
経済産業省は、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」5次公募を開始したことを発表しました。 補助事業者が実施する「キャリア相談対応」、「リスキリング提供」、「転職支援」、「フォローアップ」に要…
2022年11月1日、マテリアルグループ株式会社は、株式会社PRASと、資本業務提携契約を締結し、株式を取得したことを発表しました。 マテリアルグループは、グループ会社を通じ、主にマーケティングに関連…
「DX推進助成金」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する「DX推進支援事業」におけるアドバイザーによる支援を受け、「アドバイザーによる提案書」の内容に基づき、デジタル技術を用いた…
2020年4月10日、SOICO株式会社は、ベンチャー企業経営者向けに融資・助成金の調達代行サービスを開始したことを発表しました。 このサービスは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による資金繰り悪化…
2023年5月17日、出光興産株式会社は、株式会社バッカス・バイオイノベーションに出資したことを発表しました。 バッカス・バイオイノベーションは、神戸大学からその研究成果である先端バイオテクノロジー関…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…