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2024年6月20日【東京都】1社100万円まで無料「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」リスキリングに知見のあるスタートアップがデジタル化に関する講座を提供

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」の募集について発表しました。
デジタル人材育成によるデジタル化を推進する都内中小企業を対象に、リスキリングに知見のあるスタートアップ企業がデジタル化に関する講座を提供します。
リスキリングに知見のあるスタートアップとデジタル化に課題を感じている都内中小企業をマッチングし、リスキリング講座の提供を通じてデジタル人材の育成を支援します。
本来有料で提供されるリスキリング講座を1社あたり100万円まで、企業の負担なく受講することができます。
募集対象企業
・中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業等
・東京都内に登記簿上の本店または支店がある中小企業者
・デジタル人材育成に興味があり、学習意欲をもってプログラムを最後まで修了できること
募集
2024年6月17日~
(定員に達し次第、募集を終了)
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に社会や企業で推進されています。DXとは、テクノロジーとデータの戦略的活用により、企業や組織を根本的に変革し、競争優位性を確立する経営戦略です。
しかし、国内の中小企業においてはDXの進捗が遅れていることが指摘されています。
中小企業庁の「中小企業のDX推進に関する調査(2023年)」によれば、DXに取り組んでいる、あるいは取り組む予定がある中小企業は全体の31.2%(前年比6.4ポイント増)と依然として低い割合にとどまっています。
また、DXに取り組む予定のない中小企業が37.2%(前年比3.9ポイント減)も存在しており、多くの中小企業がDXを重要な課題として認識していないことがわかります。
中小企業の多くは経営リソースに課題を抱えており、DXを推進するには予算が必要であるほか、自社の課題解決に資するシステムの選定も求められます。
とくに、中小企業ではデジタルに詳しい人材が少ない、あるいは全くいないというケースが多く、適切なデジタル化やDXの推進が難しいという課題があります。
今後、テクノロジーの活用が競争力の確保にさらに重要になると予測されるため、中小企業ではデジタル人材の確保が重要な経営課題のひとつです。
「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」は、デジタル化に課題を抱える中小企業に対し、リスキリングの知見を持つスタートアップが講座を提供する支援事業です。講座を受講する企業は最大100万円まで無料で受けることができます。
募集企業は先着順で、定員に達し次第募集が終了するため、活用を考えている企業は早めに申し込みましょう。
デジタル化・DXは企業の成長のために重要な取り組みです。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
また、システム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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