【東京都】1社100万円まで無料「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」リスキリングに知見のあるスタートアップがデジタル化に関する講座を提供

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」の募集について発表しました。

デジタル人材育成によるデジタル化を推進する都内中小企業を対象に、リスキリングに知見のあるスタートアップ企業がデジタル化に関する講座を提供します。

リスキリングに知見のあるスタートアップとデジタル化に課題を感じている都内中小企業をマッチングし、リスキリング講座の提供を通じてデジタル人材の育成を支援します。

本来有料で提供されるリスキリング講座を1社あたり100万円まで、企業の負担なく受講することができます。

募集対象企業

・中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業等
・東京都内に登記簿上の本店または支店がある中小企業者
・デジタル人材育成に興味があり、学習意欲をもってプログラムを最後まで修了できること

募集

2024年6月17日~
(定員に達し次第、募集を終了)


近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に社会や企業で推進されています。DXとは、テクノロジーとデータの戦略的活用により、企業や組織を根本的に変革し、競争優位性を確立する経営戦略です。

しかし、国内の中小企業においてはDXの進捗が遅れていることが指摘されています。

中小企業庁の「中小企業のDX推進に関する調査(2023年)」によれば、DXに取り組んでいる、あるいは取り組む予定がある中小企業は全体の31.2%(前年比6.4ポイント増)と依然として低い割合にとどまっています。

また、DXに取り組む予定のない中小企業が37.2%(前年比3.9ポイント減)も存在しており、多くの中小企業がDXを重要な課題として認識していないことがわかります。

中小企業の多くは経営リソースに課題を抱えており、DXを推進するには予算が必要であるほか、自社の課題解決に資するシステムの選定も求められます。

とくに、中小企業ではデジタルに詳しい人材が少ない、あるいは全くいないというケースが多く、適切なデジタル化やDXの推進が難しいという課題があります。

今後、テクノロジーの活用が競争力の確保にさらに重要になると予測されるため、中小企業ではデジタル人材の確保が重要な経営課題のひとつです。

「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」は、デジタル化に課題を抱える中小企業に対し、リスキリングの知見を持つスタートアップが講座を提供する支援事業です。講座を受講する企業は最大100万円まで無料で受けることができます。

募集企業は先着順で、定員に達し次第募集が終了するため、活用を考えている企業は早めに申し込みましょう。

デジタル化・DXは企業の成長のために重要な取り組みです。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、システム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ スタートアップ スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援 デジタル人材 デジタル化 マッチング リスキリング 中小企業 公益財団法人 東京都 東京都中小企業振興公社 活用 育成
詳細はこちら

スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中小企業信用保険の特例措置 令和6年能登半島地震被害中小企業者等へ
2024年1月11日、​激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律に基づき、令和6年能登半島地震による災害により被害を受けた災害救助法適用地域の中小企業者等に対し、中小企業信用保険の特例措置…
DX伴走型支援やDXプラットフォームなどを展開する「INDUSTRIAL-X」が7億円調達
2024年4月10日、株式会社INDUSTRIAL-Xは、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 INDUSTRIAL-Xは、独自のDXメソッドに基づいたコンサルティングを主軸とする伴走型…
【東京都】「創業助成事業」(申請期間4/8~4/17)
「創業助成事業」のご案内です。 東京都と公益財団法人東京都中小企業振興公社は、都内開業率の向上を目的に、都内で創業予定の個人または創業から5年未満の中小企業者等に対し、必要な経費の一部を助成する「創業…
【東京都】令和5年度「サイバーセキュリティ対策促進助成金」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和5年度「サイバーセキュリティ対策促進助成金」の募集内容を決定したことを発表しました。 令和5年度(2023年度)からの変更点 助成下限額を30万円から10万円…
「新モビリティサービス推進事業」補助金
国土交通省は「新モビリティサービス推進事業」の追加公募について発表しました。 交通事業者のデジタル化や、地域交通のキャッシュレス決済導入など、MaaS実装に向けた基盤整備を図るための支援を実施します。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集