創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年6月14日「令和5年度食料・農業・農村白書」が公開

2024年5月31日、「令和5年度食料・農業・農村白書」が閣議決定されました。
「食料・農業・農村白書」は、食料・農業・農村基本法に基づき、政府が毎年、国会に報告しているものです。
今回の白書は「食料・農業・農村基本法の検証・見直し」を特集のテーマとしています。
基本法見直しの経緯や、基本法制定後の情勢の変化と今後20年を見据えた課題、食料・農業・農村政策の新たな展開方向等について記述しています。
日本の農業は、高齢化と後継者不足、労働力不足、気候変動への対応、デジタル化の遅れ、食料自給率の向上などさまざまな課題に直面しています。
とくに高齢化・後継者不足・労働力不足によって農業は経営の持続可能性に課題を抱えており、食料安定供給にリスクが生じています。したがって、これらの課題を解決することは喫緊の課題であるといえます。
「令和5年度食料・農業・農村白書」は、こうした国内農業が抱える課題をまとめ、現在どのような取り組みが進められ、今後どのように解決していくべきかの指針を示しています。
たとえば、農業の生産性向上を実現するスマート農業は、全国で実証プロジェクトが進められ、作業時間の大幅な削減効果が明らかとなっているほか、環境対応にも有効であることが示されています。一方で、導入コストの高さや、人材不足、スマート農業に対応した新たな栽培方式の確立の必要性などの課題が示されています。
社会課題・地域課題に立ち向かっていく起業家のため、創業手帳は無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。
また、ブルーベリーファームおかざきとコラボし、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | ホワイトペーパー 農村 農林水産省 農業 食品 食料・農業・農村白書 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年9月5日、株式会社NEXTAGEは、資金調達を発表しました。 NEXTAGEは、わさびの自動栽培ソリューションの開発に取り組んでいます。 現在、わさび栽培モジュールの製造・販売・保守・栽培サ…
農林水産省は、協働事業計画に係る第1期公募について発表しました。 協働事業計画に係る承認規程に基づき、当面の間、先駆的な生産事業に係る協働事業計画を承認することにより、多様な取組を後押しします。 今回…
農林水産省は、令和6年度「野菜種子安定供給緊急対策事業」の2次公募について発表しました。 世界各地に分散した生産によりリスク回避できる生産・供給構造をより盤石にするため、野菜種子の安定供給に資する施策…
2023年1月26日、株式会社ベジモは、資金調達を実施したことを発表しました。 ベジモは、自然栽培野菜の宅配サービス「VEGIMO」や、体調や気分に合わせて植物療法士が監修するパーソナライズされたハー…
2019年11月26日、株式会社日本農業は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 現在、タイ、インドネシア、フィリピン、香港、台湾を中心とした東南アジア諸国に、主にリンゴを輸出していま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
