注目のスタートアップ

エキスパートに時間単位でインタビューを行える「エキスパートマッチング」などを展開する「アーチーズ」が4.1億円調達

company

2024年6月14日、アーチーズ株式会社は、総額4億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

アーチーズは、エキスパートに時間単位でインタビューを行える「エキスパートマッチング」や、エキスパートと世界中の投資家のインタビュー内容を書き起こし形式で提供する「エキスパートナレッジバンク」、独自のエキスパートネットワークを用いて調査し、デスクリサーチ・レポート作成・戦略アドバイスを行う「エキスパートソリューション」を展開しています。

これらサービスを通じ、新領域への投資や既存事業の課題解決などのために専門家の知見を求める企業に対し、専門家の知見にアクセスできる機会を提供しています。

今回の資金調達により、「エキスパートマッチング」を実現するエキスパートネットワークを、現在のアジアから欧米・アフリカに拡大します。そしてエキスパートの知見自体をアセット化する「エキスパートナレッジバンク」の強化も進めます。


専門家は特定の業界や市場について深い知識・知見を持っています。そのため、投資家や、経営課題を解決したり新規事業を立ち上げたりしたい企業に対し、貴重な洞察を提供することができます。

一方で、企業・投資家はこうした専門家を十分に活用することができていないという課題を抱えています。これは、詳しくない分野・領域であるため、どのような専門家に話を聴けば良いのかわからない、専門家の方も、自身の知識・知見がどこで必要とされているのかわからず、適切な情報発信ができていない、といったことが理由です。

こうした課題を解決するのが、エキスパートネットワークサービスです。

エキスパートネットワークサービスは、信頼できる専門家(エキスパート)を見つけ出し、必要とする人・組織と結びつけるサービスです。

アーチーズはこうしたエキスパートネットワークサービスや、専門家の知見により簡単にアクセスできる「エキスパートナレッジバンク」などを展開し、知識の民主化を進めています。

アーチーズ株式会社のコメント

このニュースを受けまして、アーチーズ株式会社よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

今回の資金調達の目的は大きく以下の2つです。

・「エキスパートマッチング」を実現するエキスパートネットワークのアジアから欧米/アフリカまで拡大

・エキスパートの知見自体をアセット化する「エキスパートナレッジバンク」事業の強化

・今後の展望を教えてください。

これまで構築してきた人のデータベースを活用して知見のシェアリングから、リソースのシェアリングといった人材領域への進出も開始しており、中長期的には地域/業界を超えたグローバルな人財シェアリングプラットフォーマーを目指しています。

・読者へのメッセージをお願いします。

弊社は、エキスパートのデータベースを起点に、個人の専門知見を記事データベース、インタビュー、リサーチ/コンサルティング、人材派遣・紹介という形でワンストップで提供できるサービスラインアップを揃えております。

今般調達した資金を活用し、これらの各サービスの深化と、カバー地域の拡大を進め、“グローバルな知の総合プラットフォーム”を目指して参ります

創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、資金調達に特化した「資金調達手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB アーチーズ インタビュー エキスパート エキスパートナレッジバンク エキスパートネットワークサービス エキスパートマッチング ナレッジ マッチング 専門 専門家 専門知識 株式会社 知見 知識 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

CO2ゼロ電力・燃料の導入において利用者の購買行動による貢献量を算出する「CO2削減貢献量の算出サービス」が提供開始
2022年11月11日、株式会社テックシンカーは、「CO2削減貢献量の算出サービス」の提供を開始することを発表しました。 「CO2削減貢献量の算出サービス」は、CO2ゼロ電力・燃料を活用する企業の製品…
不動産管理会社と入居者をつなぐアプリ「totono」などを提供する「スマサポ」と「大東建託パートナーズ」が資本業務提携
2022年8月1日、株式会社スマサポは、大東建託パートナーズ株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 スマサポは、不動産管理会社と入居者をつなぐ入居者アプリ「totono」や、不動産の…
AIが会話からカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medimo」を展開する「Pleap」が1.5億円調達
2025年1月28日、株式会社Pleapは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Pleapは、医療従事者と患者の会話からAIがカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medi…
契約業務・管理クラウドサービスを提供する「Hubble」が8億円調達
2025年7月9日、株式会社Hubbleは、総額8億円の資金調達を発表しました。 Hubbleは、契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」や、AIが契約データベースを構築するクラウドサ…
プライシング変革支援事業などを展開する「ハルモニア」がホームセンター「カインズ」と資本業務提携
2022年12月20日、ハルモニア株式会社は、株式会社カインズと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ハルモニアは、パートナー企業のプライシングを戦略策定からシステム化まで一気通貫で支援す…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集